株式会社食環境衛生研究所（以下、食環境衛生研究所）が、兵庫県芦屋市の小学校の給食に異物が混入していたことを、1月12日に発表している。

1月11日、同小学校において提供された給食の赤飯に、長さ約5ミリメートルの金属片が混入。児童が配膳中に混入していることに気付いたため提供が中止された。

給食の赤飯を口にした生徒もいたが、健康被害の報告はないことも明らかにされた。

なお、同小学校の給食室の調理器具が確認されたが破損などはなく現在、異物の混入経路を調査している。

食環境衛生研究所は、「食品異物」には「動物性異物（昆虫・クモ・ダニなど）」や、「植物性異物（種子、繊維など）」、「鉱物性異物（小石・土砂など）」があるとし、動物性異物（昆虫・クモ・ダニなど）は、気温が上昇してくる春先から夏・秋にかけて昆虫全般の出現率、混入の危険性は高いとして、注意を呼びかけている。

（画像はunsplashより）