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大塚製薬、「女性のための栄養ナビ」サイトを開設

大塚製薬、「女性のための栄養ナビ」サイトを開設

2025.04.21

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大塚製薬株式会社（以下、大塚製薬）は17日、女性と次世代を担う子どもの健康を支えるための栄養ガイドコンテンツとして、「女性のための栄養ナビ」サイトを新規開設したと発表した。同日より公開開始となっている。

女性と次世代の健康を支える専用サイトを公開

「女性のための栄養ナビ」はプレコンセプション（妊娠前）ケアから子育て期までを見据えた女性と次世代の子どもの健康を支えることを主目的とした栄養ガイドサイト。さまざまなライフステージにおける食事や栄養について、医師をはじめとした専門家らが監修した情報をまとめて提供する。

女性の場合、女性ホルモンの影響を大きく受け、ライフステージごとに心身にもさまざまな変化が生じる。それによって年代ごとの健康ニーズも多様であり、栄養・食事に関する適切な考え方も変化しうる。

昨今は女性の生涯を通じた健康が社会的にも注目されるようになり、政府が「女性版骨太方針」を発表したり、「成育医療等基本方針」の見直しを実施したり、「こども家庭センター」を全国展開するといった取り組みを進めるなど、女性や子どもを対象とする制度や施設の整備が進展してきた。

こうした中、若年女性も含め、早い段階から自身の健康に向き合い、適切な健康管理を実施するプレコンセプションケアも重要なアプローチであり、そのさらなる普及啓発と実践が求められている。

次世代を担う子どもの健康にも関わる問題としても、妊娠前から出産後、子育て期と切れ目のない女性への支援体制構築は不可欠と考えられるようになった。

不足栄養素チェックのツールなども提供

大塚製薬はトータルヘルスケアカンパニーとして、多様なヘルスケアの課題解決を図っており、それによるウェルビーイングな未来の実現を目指しているが、中でも「女性の健康」は注力すべき社会課題のひとつと位置づけているという。

そのためこれまでにも、女性のヘルスリテラシー向上に寄与する情報発信や取り組みを展開してきたが、今回さらに充実した支援とできるよう、専用Webサイトの「女性のための栄養ナビ」を立ち上げるものとした。

サイト内では、疾患やリスク予防を胎児期・幼少期から成熟期・老年期と一続きの生涯として考えるライフコースアプローチの重要性を訴えるとともに、医師ら専門家監修によるプレコンセプション期、妊娠期、子育て期といったそれぞれのライフステージに対応する食事と栄養のポイント解説を提供する。

サイト公開にあわせ、日々の食事情報や食習慣をもとに、自身の不足栄養素が何かをすぐに確認できる「女性のための栄養チェック」と、適正体重を手軽に知ることができる「女性のための適正体重チェック」もリリースした。これらにより、一人一人に合ったサポートを提供していきたいとする。