高齢者の低栄養に対する課題解決と医療・介護スタッフらの負担軽減を、デジタルトランスフォーメーション（DX）の知見と技術を駆使して図るReinvent health株式会社（以下、Reinvent health）は12月1日、在宅医療を軸とした総合サービスを展開する医療法人社団ユニメディコと業務提携したことを発表した。

互いに連携を深め、栄養指導の専門知識を取り入れた、現場で活用できるサービスシステムの開発を加速させていく。

Reinvent healthは、高齢者の健康を保ち、あらゆる世代が「笑顔」になる社会をつくることを企業理念に、高齢者予防医学の観点から、健康の基礎をつくる栄養改善を目的としたサービスの開発を中心に事業展開を進めている。

先進的テクノロジーを積極的に活用し、新しい健康体験を生み出すこともミッションとしており、在宅栄養指導のDXや、訪問医療、介護の現場におけるITの有効活用など、高齢者とその家族、医療従事者らへ多角的な提案を行ってきた。

一方の医療法人社団ユニメディコは、医療と福祉の両面からアプローチし、医療・介護・福祉の各資格職を連携させ、小児から高齢者まで幅広い年代の人々に必要なサービスを提供している。

法人には約600人の医師や管理栄養士、歯科医師、看護師、歯科衛生士、理学療法士、診療放射線技師、ケアマネジャー、社会福祉士、介護福祉士といった職種の人々が所属しているという。

在宅医療を軸としつつ、クリニックや訪問看護リハビリステーション、通所リハ、有料老人ホーム、通所及び訪問介護事業所、児童発達支援事業所、居宅介護支援事業所、認定栄養ケア・ステーションなどを運営しており、医療介護領域のプロフェッショナルとして、質の高いサービスを実現、各地域や人々に密着した医療福祉環境の充実化を図ってきた。

今回の業務提携により、両者は栄養指導の専門知識を取り入れ、テクノロジーをうまく生かした高齢者の栄養改善にかかるシステム開発を推進、広く活用可能なサービスとして実現させることで、高齢者の健康維持に貢献していきたいとしている。

（画像はプレスリリースより）