修学旅行後に体調不良、96人が発症
神奈川県川崎市(以下、川崎市)は10月24日、中原区内の県立高校において腸管出血性大腸菌(O157)感染症の集団発生が確認されたと発表している。
10月14日から10月17日にかけて沖縄県へ修学旅行に行った2年生を中心に、体調不良者が相次いだ。川崎市保健所が調査した結果、10月23日時点で腹痛や下痢、血便などの症状を訴える生徒は96人で、このうち21人からO157が検出され、15人が入院したことが分かった。
10月14日から10月17日にかけて沖縄県へ修学旅行に行った2年生を中心に、体調不良者が相次いだ。川崎市保健所が調査した結果、10月23日時点で腹痛や下痢、血便などの症状を訴える生徒は96人で、このうち21人からO157が検出され、15人が入院したことが分かった。
沖縄県と連携して原因の特定を継続
川崎市保健所は、生徒や教職員、感染者家族への健康調査を継続するとともに、沖縄県と連携して原因の特定を進めている。
O157は通常、初夏から初秋に多いが気温の低い時期にも発生することがある。川崎市は、外出や排便後の手洗い、食肉の十分な加熱などを徹底することが重要であると呼びかけている。
(画像はunsplashより)
O157は通常、初夏から初秋に多いが気温の低い時期にも発生することがある。川崎市は、外出や排便後の手洗い、食肉の十分な加熱などを徹底することが重要であると呼びかけている。
(画像はunsplashより)
