海士町の小中学校生ら26人に症状
島根県は14日、隠岐郡海士町内の小学校2校、中学校1校において集団食中毒事例が発生したことを明らかにした。生徒と教職員の26人に症状が発現している。
発表によると、11月12日に隠岐郡内の医療機関から隠岐保健所に食中毒疑いの患者を診察した旨の連絡があり、これを受けて同保健所が調査を開始したという。すると、海士町内の小学校2校、中学校1校の生徒と教職員で顔面紅潮や頭痛、舌の痺れといった症状が発現していた。
発症したのは11月12日の11:45~16:30で、生徒の男性3人、女性8人、教職員の男性7人、女性8人となる合計26人が該当した。これら患者に入院した人はおらず、全員が快方に向かっているという。
発表によると、11月12日に隠岐郡内の医療機関から隠岐保健所に食中毒疑いの患者を診察した旨の連絡があり、これを受けて同保健所が調査を開始したという。すると、海士町内の小学校2校、中学校1校の生徒と教職員で顔面紅潮や頭痛、舌の痺れといった症状が発現していた。
発症したのは11月12日の11:45~16:30で、生徒の男性3人、女性8人、教職員の男性7人、女性8人となる合計26人が該当した。これら患者に入院した人はおらず、全員が快方に向かっているという。
ヒスタミン中毒か
隠岐保健所では、患者の喫食状況や発症状況などから、町内にある給食施設「海士町学校給食共同調理場」を原因とする食中毒と断定し、14日に調理業務の停止を命じた。17日までの4日間の停止処分で、施設の清掃・消毒や食品衛生管理の改善指導を進めている。
食中毒の原因となったのは、この共同調理場で調理され提供された11月12日の給食とみられるが、病因物質については調査中となっている。
なお、症状の特徴や食後すぐに発現している状況などから、ヒスタミンを原因とする食中毒の可能性が高いとも報じられた。
県では食中毒予防として、調理を行う前の石鹸や流水による十分な手洗いの実施、調理における十分な加熱、嘔吐や下痢症状がある場合には調理を控えること、食品の冷蔵庫などにおける低温保存の徹底などを呼びかけている。
(画像はPixabayより)
食中毒の原因となったのは、この共同調理場で調理され提供された11月12日の給食とみられるが、病因物質については調査中となっている。
なお、症状の特徴や食後すぐに発現している状況などから、ヒスタミンを原因とする食中毒の可能性が高いとも報じられた。
県では食中毒予防として、調理を行う前の石鹸や流水による十分な手洗いの実施、調理における十分な加熱、嘔吐や下痢症状がある場合には調理を控えること、食品の冷蔵庫などにおける低温保存の徹底などを呼びかけている。
(画像はPixabayより)
