厚生労働省が6月30日に開いた「アルコール健康障害対策関係者会議」で、稗田里香委員(東京通信大学人間福祉学部教授)は、依存症家庭に育った子どもは、両親の中を取り持つことや、家族の心理的ケアを無自覚に行っているケースが少なくないことを指摘した。そのため稗田委員は、第3期アルコール健康障害対策基本計画(2026年-30年)にそうした子どもたちへの支援を重点課題として盛り込むなどの提案を行った。
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厚生労働省が30日、「アルコール健康障害対策関係者会議」を開催した。依存症の親を持つ成人を対象に行った過去のヤングケアラーの経験に関する調査を発表。当時家族の世話をしていたという149人に、行っていた世話内容を聞いた。
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