ilocakeがクラウドファンディングのプロジェクトを開始
株式会社ilocake(以下、ilocake)は9日、7月3日より「敬老の日プロジェクト」と題し、介護度に関係なく食べることができる同社オリジナルの介護食デザート「メルシープディング」を高齢者施設に届けることを目指した、クラウドファンディングのチャレンジをスタートさせていることを明らかにした。
パティシエの生み出した本格的ななめらかプリンでありながら、嚥下食としても使え、食事量の少なくなった高齢者でも手軽に良質な栄養を摂取、さらに食べる楽しみや興味関心を維持できると見込まれる点で注目される。
ilocakeでは、今年2月から、嚥下障がいのある人から健常者まで、誰もが安心して食べられる介護施設向けの介護食デザート提供サービス「kailo cake」を立ち上げ、事業展開を進めてきた。
今回、その介護食デザートとしても提供されている「メルシープディング」を広く高齢者施設に届け、何歳になっても食を楽しめる社会を実現すること、食への興味関心を高めてもらうことを目標に「敬老の日プロジェクト」としてクラウドファンディングを開始したという。
ilocakeでは、今年2月から、嚥下障がいのある人から健常者まで、誰もが安心して食べられる介護施設向けの介護食デザート提供サービス「kailo cake」を立ち上げ、事業展開を進めてきた。
今回、その介護食デザートとしても提供されている「メルシープディング」を広く高齢者施設に届け、何歳になっても食を楽しめる社会を実現すること、食への興味関心を高めてもらうことを目標に「敬老の日プロジェクト」としてクラウドファンディングを開始したという。
冷凍保存からの解凍で提供も簡単
年齢を重ね介護食に切り替える必要が出てくると、食事に大きな制限が生じる。とくに加齢に伴う嚥下機能の低下は広く問題となっており、嚥下障がいを抱える人は増えているものの、嚥下に考慮された食事の種類は少なく、食への関心や楽しみが薄れてしまった高齢者も多くなっている。
ilocakeでは、こうした現状を変革し、年齢や障がいを問わず食を楽しめる社会を実現したいとする。
そうした願いから生み出された「メルシープディング」は、パティシエの経験を活かし、ぎりぎりのやわらかさを保って作られたなめらかプリン。通常の介護食がしばしば用いる、とろみ剤のような硬さ調整剤は使わず、食材本来の力で固めている点を特徴とする。
ilocakeでは、こうした現状を変革し、年齢や障がいを問わず食を楽しめる社会を実現したいとする。
そうした願いから生み出された「メルシープディング」は、パティシエの経験を活かし、ぎりぎりのやわらかさを保って作られたなめらかプリン。通常の介護食がしばしば用いる、とろみ剤のような硬さ調整剤は使わず、食材本来の力で固めている点を特徴とする。
摂食嚥下専門の医師や管理栄養士、言語聴覚士といった専門家の意見を取り入れながら試作を繰り返して完成に至っており、嚥下食デザートとして安心して取り入れることができる。
学会分類では1j、嚥下食ピラミッドではL1の分類に該当し、多くの人が無理なく摂取できるとみられる。
国産の牛乳、生クリーム、砂糖、卵黄とナチュラルな原材料にこだわり、エネルギーも1個あたり269kcalと高い。食べられる量が少なくなった高齢者も、簡単に楽しみをもってエネルギーを補え、栄養面でも優れているという。
提供形態は冷凍商品で、忙しい介護現場でも、解凍しさえすればすぐに利用可能、そのまま食べてもらうことができる。
利用する現場からは、介護度に合わせて食事の提供を変えていたが、このデザートではその必要がなく、作業負荷を軽減しつつ利用者にも大いに喜んでもらえたといった声や、普段胃瘻で食事をとらない人にも完食してもらえた、ロスの心配がなく安心して利用できているといった声が寄せられている。
ilocakeでは、現在法人向けサービスとして、この「メルシープディング」の販売を行っているが、将来的には要望も多い個人への販売も視野に準備を進めているという。
まずは「敬老の日プロジェクト」を通じ、多くの人々に介護食の現状を知ってもらうこと、介護食デザートをより多くの高齢者に味わってもらうことを目指していきたいとした。
(画像はプレスリリースより)
学会分類では1j、嚥下食ピラミッドではL1の分類に該当し、多くの人が無理なく摂取できるとみられる。
国産の牛乳、生クリーム、砂糖、卵黄とナチュラルな原材料にこだわり、エネルギーも1個あたり269kcalと高い。食べられる量が少なくなった高齢者も、簡単に楽しみをもってエネルギーを補え、栄養面でも優れているという。
提供形態は冷凍商品で、忙しい介護現場でも、解凍しさえすればすぐに利用可能、そのまま食べてもらうことができる。
利用する現場からは、介護度に合わせて食事の提供を変えていたが、このデザートではその必要がなく、作業負荷を軽減しつつ利用者にも大いに喜んでもらえたといった声や、普段胃瘻で食事をとらない人にも完食してもらえた、ロスの心配がなく安心して利用できているといった声が寄せられている。
ilocakeでは、現在法人向けサービスとして、この「メルシープディング」の販売を行っているが、将来的には要望も多い個人への販売も視野に準備を進めているという。
まずは「敬老の日プロジェクト」を通じ、多くの人々に介護食の現状を知ってもらうこと、介護食デザートをより多くの高齢者に味わってもらうことを目指していきたいとした。
(画像はプレスリリースより)