味の素株式会社（以下、味の素）は、滋賀県を中心に総合スーパーを展開する株式会社平和堂と協力し、「アミノサイエンス」の知見とID-POSデータを組み合わせた栄養視点での「健康的な食選択」支援を開始したと、11月28日に発表している。

近年は不足栄養や過剰栄養といった課題が増えており、栄養バランス改善が重要視されている。味の素はこれまで栄養改善のための評価技術やプログラム開発を進めてきた。

同支援は生活者の食習慣改善に向け、個々に最適化した情報提供行い、生活者のWell-beingの向上を目指す取り組みだ。

味の素は栄養価値を評価する独自システムの「ANPS」や、食行動変容を促すプログラムを活用し、平和堂の顧客接点と連動させる形で約2,000人を対象に実証実験を開始。アプリ配信や店頭施策によって、野菜摂取などの行動変容の促進につなげる。

両社は同協業を通じ、栄養とWell-beingの関係性について科学的な検証を行い、“アミノサイエンスで人・社会・地球のWell-beingに貢献する”というパーパスの実現を目指す。

（画像はプレスリリースより）