時間栄養学の食品群「Cycle.me」ブランドの商品提供を進める、三井物産発のスタートアップ、株式会社ドットミー（以下、ドットミー）と太陽化学株式会社（以下、太陽化学）、エームサービス株式会社（以下、エームサービス）は19日、共同で働く世代の健康を支えるメニューを開発、株式会社リクルートの社員食堂にて、社食として提供するフェアを開催したことを発表した。

近年、健康寿命延伸に向け、早期からの健康習慣確立を目指す取り組みが進んでおり、健康意識の高い人だけでなく、あまり健康を強く意識せずとも健康的な生活を実現できるような新しいアプローチに注目が集まっている。

とくに働く世代における健康増進では関心が寄せられており、健康経営を目指す企業からの注目度も高い。

こうした背景から、3社は労働者の活力やリフレッシュに直結する社員食堂での施策展開が有益と考え、オリジナルメニューの共同開発に着手、食堂で定番人気のカレーをテーマに「Cycle.me」のコンセプトのもと、太陽化学が提供するグアー豆食物繊維を取り入れ、エームサービスの管理栄養士が監修することで、おいしさを犠牲にすることなく、健康バランスに優れるメニューとした。

それぞれが保有する知見やノウハウを駆使し、食事の満足感と健康増進の両立を図ったという。

「Cycle.me」は、ドットミーが展開する『時間で選ぶ、おいしい栄養。』をキーワードとしたウェルビーイングブランド。朝・昼・夜とそれぞれの時間帯において、積極的に摂取したい栄養を、おいしく無理なく、食事としての幸せを感じられるかたちで提供するアイテムを生み出してきた。

太陽化学の注目する「グアー豆食物繊維」とは、インゲン豆の一種であるインド産のグァー豆を由来とする水溶性食物繊維。発酵性が高く、腸内の善玉菌のえさになりやすい特色があり、グアーガム分解物の名称で医療介護分野でも幅広く利用されてきた。

水に溶けやすく、味や食感にはほとんど影響を及ぼさないため、食事メニューにプラスしやすいメリットもある。

太陽化学では、このグアー豆食物繊維などで、腸の健康の重要性を訴える「快腸ビジネスプロジェクト」を推進しており、腸の健康リテラシー向上にかかる情報提供とともに、働く世代の健康行動促進を図ってきた。

開発されたメニューは、野菜不足が気になる人におすすめの「Cycle.me グリル野菜と豆のタイカレー」を筆頭に、「昔ながらのビーフカレー」、「チキンとほうれん草のスリランカカレー」、「豚肉と茄子のタイカレー」、「海老と白身魚のレッドカレー」となっている。

リクルート本社内社員食堂では、「GO WITH YOUR GUT！Cycle.me Week！！」と題し、12月2日～6日の5日間、フェアを展開、昼のカレーメニューのほか、朝と夜向けの特別メニューや食物繊維の説明資料提供なども行い、意識向上を図った。

3社では、今回のフェアの結果を踏まえてさらに改善を重ね、働く世代のウェルビーイングを実現する、新たな食アプローチとしてのさらなる展開を目指していくとしている。

（画像はプレスリリースより）