「ダイニング やまと」が提供した弁当が原因
埼玉県が、複数の高齢者福祉施設で弁当を食べた入居者・利用者が食中毒になったことを受け、弁当を提供した所沢市内の飲食店営業者に対し行政処分を行ったと、11月25日に発表している。
11月20日、所沢市内の飲食店営業者から「複数の高齢者福祉施設などの入居者又は利用者のうち、11月18日に調理・配達した弁当を食べた合計13人が下痢、腹痛といった症状を呈している」との旨、狭山保健所へ連絡が入った。
同保健所が調査を行った結果、メディカル・ケア・リンク株式会社が営業する施設「ダイニング やまと」で調理し、配達した弁当が原因の食中毒であることが判明した。
11月20日、所沢市内の飲食店営業者から「複数の高齢者福祉施設などの入居者又は利用者のうち、11月18日に調理・配達した弁当を食べた合計13人が下痢、腹痛といった症状を呈している」との旨、狭山保健所へ連絡が入った。
同保健所が調査を行った結果、メディカル・ケア・リンク株式会社が営業する施設「ダイニング やまと」で調理し、配達した弁当が原因の食中毒であることが判明した。
患者8人の便からウエルシュ菌を検出
狭山保健所が「ダイニング やまと」を食中毒の原因施設と断定した理由としては、患者8人の便からウエルシュ菌が検出されたこと、患者の主症状及び潜伏期間が、ウエルシュ菌によるものと一致したことなどが挙げられている。
患者は30歳代から80歳代の男性12人、女性19人の合計31人に上ったが、現在は全員快方に向かっていることも明らかにされた。
なお、食品衛生法に基づき、「ダイニング やまと」には11月25日から11月27日までの3日間の営業停止命令が下されている。
(画像はunsplashより)
患者は30歳代から80歳代の男性12人、女性19人の合計31人に上ったが、現在は全員快方に向かっていることも明らかにされた。
なお、食品衛生法に基づき、「ダイニング やまと」には11月25日から11月27日までの3日間の営業停止命令が下されている。
(画像はunsplashより)