介護食革命を内製化で
介護事業や障がい福祉事業、保育事業などを手がける株式会社3eee(以下、3eee)は15日、事業所で提供する食事の質を根本から見直し、「食の楽しみ」と「栄養改善による健康」の両立を目指す新プロジェクト「世界一おいしい北海道の介護食プロジェクト」を始動させると発表した。2025年9月より本格的にスタートさせる。
このプロジェクトでは、北斗市にあるレストラン「HOKUTO FARMERS' TABLE」と提携し、自立支援で実績を重ねてきた3eeeが、グループで運営する函館市内の介護・障がい福祉事業所において、地元食材を活かしながら「おいしさにこだわった食事」提供の内製化を進める。
「HOKUTO FARMERS' TABLE」は、北斗市の自然と生産者の情熱によって育まれた食材を最大限活用し、地産地消で安心・安全な料理提供を進めるレストラン。一人でも多くの人に食べる喜びを広めることをモットーに、健康でおいしい食事を届けるべく、地元活動を展開させている。
そうした理念から、今回の提携により、食の魅力を介護や福祉の現場へ届け、人・地域・農業をつなぐ新たな価値の共創を目指していくこととなった。
「HOKUTO FARMERS' TABLE」は、北斗市の自然と生産者の情熱によって育まれた食材を最大限活用し、地産地消で安心・安全な料理提供を進めるレストラン。一人でも多くの人に食べる喜びを広めることをモットーに、健康でおいしい食事を届けるべく、地元活動を展開させている。
そうした理念から、今回の提携により、食の魅力を介護や福祉の現場へ届け、人・地域・農業をつなぐ新たな価値の共創を目指していくこととなった。
データベースでの栄養改善も
プロジェクトでは、おいしさに加え、研究・実証データに基づく栄養改善にも積極的に取り組んでいく。
2021年に3eeeが共同研究者として参画した「速筋タンパクの摂取が高齢者の骨格筋量および筋力に及ぼす影響」の研究結果では、速筋タンパク質(APP)を朝食時に摂取すると、筋肉量の維持・増加に有効であることが判明した。
また自社事業所において、低栄養傾向の利用者を対象に、水分摂取量・食事内容・回数を個別に管理したところ、3カ月後には33.3%の人が適正BMI値まで改善したという結果も得られているという。
こうした研究の成果を踏まえ、プロジェクトでは1日あたり水分1,500~2,000mL、エネルギー約1,800kcal、適正BMI(日本老年医学会推奨の21.5~24.9)の達成も目指すものとし、栄養改善プロジェクトとしても展開させていく。
HOKUTO FARMERS' TABLEとの提携を活かし、実施に際しては同店をセントラルキッチンとして活用、調理・配食を実施、地元食材をふんだんに用いた栄養バランスの良い食事を事業所へと提供していく予定とした。
3eeeでは、高齢者らに食べる喜びを届け、健康で豊かな毎日をいっそうサポートしていきたいとしている。
(画像はプレスリリースより)
2021年に3eeeが共同研究者として参画した「速筋タンパクの摂取が高齢者の骨格筋量および筋力に及ぼす影響」の研究結果では、速筋タンパク質(APP)を朝食時に摂取すると、筋肉量の維持・増加に有効であることが判明した。
また自社事業所において、低栄養傾向の利用者を対象に、水分摂取量・食事内容・回数を個別に管理したところ、3カ月後には33.3%の人が適正BMI値まで改善したという結果も得られているという。
こうした研究の成果を踏まえ、プロジェクトでは1日あたり水分1,500~2,000mL、エネルギー約1,800kcal、適正BMI(日本老年医学会推奨の21.5~24.9)の達成も目指すものとし、栄養改善プロジェクトとしても展開させていく。
HOKUTO FARMERS' TABLEとの提携を活かし、実施に際しては同店をセントラルキッチンとして活用、調理・配食を実施、地元食材をふんだんに用いた栄養バランスの良い食事を事業所へと提供していく予定とした。
3eeeでは、高齢者らに食べる喜びを届け、健康で豊かな毎日をいっそうサポートしていきたいとしている。
(画像はプレスリリースより)