資格とレベルアップ。
はじめまして、病院で栄養士をしているみやです。
資格についてですが、はっけよいさんがおっしゃった糖尿病療養指導士の他に、病態栄養学会認定の病態栄養専門師や日本静脈栄養学会認定のNST専門療法士、日本栄養士会認定のTNT-D認定管理栄養士等があります。それぞれ、経験年数や認定施設での研修など条件がありますので、調べてみてはいかがでしょう。
資格の勉強もスキルアップになると思いますが、やはり目の前の患者さんのための勉強が一番身になると思います。栄養指導を行っているようですが、栄養指導のスキルアップがお勧めです。糖尿病患者さんの内服している薬をすべて把握してるでしょうか。一つ一つの薬の作用機序を理解し、低血糖などの合併症のリスクを知っておくだけでも、栄養指導がより濃いものになると思います。腎不全患者さんであれば、最近新しくCKDガイドラインが出ました。ステージ別に栄養指導の内容が変わってきます。ガイドラインを理解するのもいいと思います。
栄養指導一つでも、内服・検査データ、ガイドラインの理解、また栄養指導室の環境、患者さんに渡すリーフレットの見直し、自分の指導がちゃんと患者さんに理解されているかどうかを振り返ることも大切だと思います。また、栄養指導がちゃんと検査データの改善、患者さんのQOLの向上につながっているかを客観的に評価することも必要と思います。勉強、理解することは山ほどあると思います。せっかく栄養指導を行っているのであれば、まずはそこから自分の知識や経験を広めてみれば、と思います。
きょんさんのスキルアップのヒントになればと思いメールさせて頂きました。長々すみません。
2010/05/18