ウエルシュ菌による食中毒の症状と一致
長野県が、諏訪郡内の仕出し弁当屋を原因施設とする食中毒が発生したと、11月21日に発表している。
11月13日に諏訪郡の飲食店で仕出し弁当を調理し、57グループ89人に提供。そのうち45グループ57人が同日15時ころから、下痢や腹痛などの症状を訴えた。
松本保健所が調査・検査を実施した結果、患者の便からウエルシュ菌を検出。患者に共通する食事が同飲食店が調理・提供した仕出し弁当のみであったことや、患者の発症状況がウエルシュ菌による食中毒の症状と一致していること、診察した医師から食中毒の届け出があったことなどから、諏訪保健所が同飲食店を原因施設とする食中毒と断定した。
11月13日に諏訪郡の飲食店で仕出し弁当を調理し、57グループ89人に提供。そのうち45グループ57人が同日15時ころから、下痢や腹痛などの症状を訴えた。
松本保健所が調査・検査を実施した結果、患者の便からウエルシュ菌を検出。患者に共通する食事が同飲食店が調理・提供した仕出し弁当のみであったことや、患者の発症状況がウエルシュ菌による食中毒の症状と一致していること、診察した医師から食中毒の届け出があったことなどから、諏訪保健所が同飲食店を原因施設とする食中毒と断定した。
3人が医療機関を受診し、1人が入院
食中毒の症状を訴えた57人中、3人が医療機関を受診し、そのうち1人が入院したものの、現在は全員快方に向かっていることも分かっている。同飲食店には、食品衛生法に基づいて11月21日から11月23日まで営業停止の措置がとられた。
なお、令和4年度の長野県内における食中毒発生状況は今回の件を含め、発生件数が8件、患者数が128人となっている。
(画像はunsplashより)
なお、令和4年度の長野県内における食中毒発生状況は今回の件を含め、発生件数が8件、患者数が128人となっている。
(画像はunsplashより)