食中毒
高校の寮で集団食中毒、生徒42人が患者に
2026.09.24
香川県は16日、高校の学生寮で集団食中毒事例が発生したことを発表した。食事をとった42人に症状が発現している。
ウエルシュ菌による集団食中毒が発生
香川県は16日、高校の学生寮で集団食中毒事例が発生したことを発表した。食事をとった42人に症状が発現している。
発表によると、9月14日の午後4時50分、丸亀市内の医療機関の医師から「本日、食中毒症状のある学生1人を診察した。学生の寮生の半数以上が、本日夕方から体調を崩しているようだ」とする電話連絡が中讃保健所に対してあったという。
この連絡を受け、同保健所が調査を開始したところ、高等学校の学生寮向けに食事を提供している、丸亀市新浜町の「マサキフーズ」の調製した食事を喫食した68人のうち、42人が9月12日午前6時30分頃から14日午後3時45分頃にかけて下痢、腹痛などの食中毒症状を呈していたことが判明した。
これら患者の共通食は、マサキフーズの調理した食事に限られており、患者便からウエルシュ菌が検出されたこと、患者の症状がウエルシュ菌による食中毒と一致すること、さらに患者を診察した医師から食中毒患者等届出票が提出されたことから、保健所ではマサキフーズで調理した食事を原因とする食中毒と断定している。
発表によると、9月14日の午後4時50分、丸亀市内の医療機関の医師から「本日、食中毒症状のある学生1人を診察した。学生の寮生の半数以上が、本日夕方から体調を崩しているようだ」とする電話連絡が中讃保健所に対してあったという。
この連絡を受け、同保健所が調査を開始したところ、高等学校の学生寮向けに食事を提供している、丸亀市新浜町の「マサキフーズ」の調製した食事を喫食した68人のうち、42人が9月12日午前6時30分頃から14日午後3時45分頃にかけて下痢、腹痛などの食中毒症状を呈していたことが判明した。
これら患者の共通食は、マサキフーズの調理した食事に限られており、患者便からウエルシュ菌が検出されたこと、患者の症状がウエルシュ菌による食中毒と一致すること、さらに患者を診察した医師から食中毒患者等届出票が提出されたことから、保健所ではマサキフーズで調理した食事を原因とする食中毒と断定している。
加熱しても死滅しないウエルシュ菌に注意
原因食品など詳細は調査中だが、原因となった可能性の高い13日の夕食における献立はご飯、みそ汁、豚みそマヨ炒め、かぼちゃのいとこ煮であった。
中讃保健所では、マサキフーズを9月16日から18日までの3日間、飲食店営業の停止処分としている。なお患者42人は全員快方に向かっているという。
ウエルシュ菌は、食肉・魚介類などの食品、健康なヒト・動物の腸管内、土壌など自然環境に広く生息している嫌気性細菌。熱に強い芽胞と呼ばれる状態になる性質があり、加熱調理を行っても死滅することなく生き残る。100度で1~6時間の加熱にも耐えるという。
また、ウエルシュ菌は嫌気性であることから、無酸素状態になると増殖するほか、12~50度と比較的広範囲の温度域で増える。最適温度域は43~45度だ。
大きな鍋などで大量に加熱調理すると、一般的な細菌は死滅するものの、ウエルシュ菌は生き残り、その後、急冷せずに室温で放置された場合、ウエルシュ菌が増殖しやすい温度域に長時間さらされること、加熱により内部が無酸素状態となっていることなどの条件が揃って急速に増える。
こうしてウエルシュ菌が増殖した食品を喫食することにより、菌が体内に入り、小腸内でエンテロトキシンと呼ばれる毒素が産生されて、腹痛や下痢などの症状が発現する。潜伏期間は6~18時間、平均して10時間程度とされる。
カレーやシチュー、煮魚、麺のつけ汁、野菜の煮付けなどさまざまな煮込み料理や大量調理食品が原因食品となる。前日に大きな鍋などで大量に調理し、そのまま室温で放冷するとウエルシュ菌の食中毒リスクが高まる。
予防には、前日調理や室温放置を避け、調理後はなるべく早く食べるようにすること、加熱調理食品を保存する際は、室温放置せず、小分けするなどして速やかに冷却し、冷蔵庫などで保存すること、保温保存する場合には55度以上の高温保存とすることなどが有効となる。
(画像はPixabayより)
中讃保健所では、マサキフーズを9月16日から18日までの3日間、飲食店営業の停止処分としている。なお患者42人は全員快方に向かっているという。
ウエルシュ菌は、食肉・魚介類などの食品、健康なヒト・動物の腸管内、土壌など自然環境に広く生息している嫌気性細菌。熱に強い芽胞と呼ばれる状態になる性質があり、加熱調理を行っても死滅することなく生き残る。100度で1~6時間の加熱にも耐えるという。
また、ウエルシュ菌は嫌気性であることから、無酸素状態になると増殖するほか、12~50度と比較的広範囲の温度域で増える。最適温度域は43~45度だ。
大きな鍋などで大量に加熱調理すると、一般的な細菌は死滅するものの、ウエルシュ菌は生き残り、その後、急冷せずに室温で放置された場合、ウエルシュ菌が増殖しやすい温度域に長時間さらされること、加熱により内部が無酸素状態となっていることなどの条件が揃って急速に増える。
こうしてウエルシュ菌が増殖した食品を喫食することにより、菌が体内に入り、小腸内でエンテロトキシンと呼ばれる毒素が産生されて、腹痛や下痢などの症状が発現する。潜伏期間は6~18時間、平均して10時間程度とされる。
カレーやシチュー、煮魚、麺のつけ汁、野菜の煮付けなどさまざまな煮込み料理や大量調理食品が原因食品となる。前日に大きな鍋などで大量に調理し、そのまま室温で放冷するとウエルシュ菌の食中毒リスクが高まる。
予防には、前日調理や室温放置を避け、調理後はなるべく早く食べるようにすること、加熱調理食品を保存する際は、室温放置せず、小分けするなどして速やかに冷却し、冷蔵庫などで保存すること、保温保存する場合には55度以上の高温保存とすることなどが有効となる。
(画像はPixabayより)
参考文献・サイト
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