施設内で提供した食事で食中毒が発生
東京都が、江戸川区内の高齢者施設「輝 明生苑しのざき」で食中毒が発生したと、9月22日に発表している。
「輝 明生苑しのざき」から9月12日午前11時頃に、入所者およそ40人が下痢などといった食中毒の症状を訴えており、職員も同様な症状があると、江戸川区江戸川保健所に連絡があった。また、ほかの系列施設でも数名が同様の症状を発症していることが分かった。
同保健所が食中毒と感染症の両面から調査を実施した結果、患者22人のふん便からウエルシュ菌を検出したほか、患者の症状や潜伏期間が同菌によるものと一致したことで、9月12日の昼に提供した給食が原因とするウエルシュ菌の食中毒と断定した
「輝 明生苑しのざき」から9月12日午前11時頃に、入所者およそ40人が下痢などといった食中毒の症状を訴えており、職員も同様な症状があると、江戸川区江戸川保健所に連絡があった。また、ほかの系列施設でも数名が同様の症状を発症していることが分かった。
同保健所が食中毒と感染症の両面から調査を実施した結果、患者22人のふん便からウエルシュ菌を検出したほか、患者の症状や潜伏期間が同菌によるものと一致したことで、9月12日の昼に提供した給食が原因とするウエルシュ菌の食中毒と断定した
44歳から99歳までの男女49人、入院患者はなし
食中毒の症状を訴えたのは44歳から99歳までの男女49人で、診療医療機関で受診したのは41人だったものの、入院患者はなし。
患者の共通食は「輝 明生苑しのざき」が調理した給食以外にはなかったことも判明しているため、9月21日から同施設は食事の提供を自粛。江戸川区も9月22日から給食の供給停止処分を行っている。
(画像はunsplashより)
患者の共通食は「輝 明生苑しのざき」が調理した給食以外にはなかったことも判明しているため、9月21日から同施設は食事の提供を自粛。江戸川区も9月22日から給食の供給停止処分を行っている。
(画像はunsplashより)