患者の便から腸管出血性大腸菌を検出
静岡県が、西伊豆町内の社会福祉施設「特養ヒューマンヴィラ伊豆」において、食中毒が発生していたことを、11月15日に発表している。
11月6日以降、同社会福祉施設の入所者と職員の合計33人が、腹痛や下痢などといった症状を呈していることが判明。
賀茂保健所が調査した結果、患者の症状が類似していることや、患者の便から腸管出血性大腸菌が検出されたことなどが分かり、「特養ヒューマンヴィラ伊豆 給食室」が提供した給食を原因とする食中毒と断定した。
11月6日以降、同社会福祉施設の入所者と職員の合計33人が、腹痛や下痢などといった症状を呈していることが判明。
賀茂保健所が調査した結果、患者の症状が類似していることや、患者の便から腸管出血性大腸菌が検出されたことなどが分かり、「特養ヒューマンヴィラ伊豆 給食室」が提供した給食を原因とする食中毒と断定した。
11月15日から当分の間、調理部門を営業禁止処分に
同食中毒の発生を受けて、賀茂保健所は、社会福祉施設において給食サービスを提供している日本ゼネラルフード(0316)事業所に対し、11月15日から当分の間、営業禁止処分を下している。
なお、患者33人のうち受診したのは29人、入院したのは10人で、そのうち2人が死亡したが、死因の特定には至っていない。
(画像はunsplashより)
なお、患者33人のうち受診したのは29人、入院したのは10人で、そのうち2人が死亡したが、死因の特定には至っていない。
(画像はunsplashより)