トータル・ソフトウェア株式会社（以下、トータル・ソフトウェア）は12月3日、クラウド型サービスの栄養管理ツールとなる「Flemeal（フレミール）」をリリースしたことを発表した。11月29日より提供を開始している。

「Flemeal」は、栄養士の業務に必要な機能を凝縮した高機能さと、直感的操作ですぐに使いこなせる操作性の高さで好評を得てきた、既存のオンプレミス商品「カロリーシリーズ」をベースに新規開発されたもので、最新デザインにより、さらなる使いやすさの向上を図ったほか、クラウド型で柔軟な利用スタイルに対応する点で注目される。

「Flemeal」という名称には、多忙な日々を送り煩雑な業務にも懸命に取り組む栄養士らを応援したいという思いが込められており、「フレー！フレー！」という応援のかけ声と、食べ物・食事を意味する「Meal」を掛け合わせているという。

「Flemeal」は、クラウドベースのサービスとして、職場でもリモートでも、ネット環境さえあればどこからでもすぐにアクセスし、利用できる。常に最新データに更新された状態でアクセスできるため、管理もシンプルかつ効率的に可能となる。

ライセンスを追加すれば、複数の栄養士らが同時にデータ編集することもできる。編集結果をリアルタイムで共有できることから、連携も円滑になる。

栄養士の業務フローを詳細にわたって分析、現場利用を想定し、献立作成から食数管理、外部業者への食材発注まで簡単に、スムーズに完了できるよう設計された。

最新のデザイン思想である「オブジェクト指向デザイン」を採用しているため、これまでの栄養管理ソフトとは一線を画す分かりやすさと使いやすさも大きな特長とされる。

クラウド提供であるため、常に自動で最新バージョンが保たれ、更新・メンテナンスの手間もかからない。セキュリティ面も強化されているため、安心して使い続けられる。

別途初期構築費用が必要となるが、月額4,500円からとリーズナブルな料金設定で導入しやすい点も魅力となっている。無料試用環境も用意されており、正式導入前にフル機能を十分に試せることも安心を担保する。

トータル・ソフトウェアでは、従来の献立ソフトや栄養管理ソフトにみられた開発スタイルそのものを大幅に刷新したといい、製品アップデートも一般的な年1回程度から、3カ月に1回程度の実施へと変更、新機能追加や利便性向上を積極的に図っていくともした。

ユーザーの声に迅速に応え、利便性の高い機能を現場に素早く届けていきたいという。

サンプル料理データも豊富で、サポートも充実しており、栄養管理の現場を大幅にスマート化することができる。今後の展開も含め、注目したいツールといえる。

（画像はプレスリリースより）