食用のハスイモ(テンジク)と誤り、流通・販売も
10月3日に大分県内でクワズイモによる食中毒が発生したと、新潟県が食中毒情報として注意喚起を行っている。
大分県内の小売店に、有毒植物であるクワズイモが誤って食用のハスイモ(テンジク)として流通し、同植物を購入して喫食した客が口腔内のかぶれを引きおこす事例があった。
サトイモ科の多年草で地上部(葉、葉柄)が、サトイモによく似ていることや、山菜と混生することなどから、新潟県が調理前の確認を呼びかけている。
大分県内の小売店に、有毒植物であるクワズイモが誤って食用のハスイモ(テンジク)として流通し、同植物を購入して喫食した客が口腔内のかぶれを引きおこす事例があった。
サトイモ科の多年草で地上部(葉、葉柄)が、サトイモによく似ていることや、山菜と混生することなどから、新潟県が調理前の確認を呼びかけている。
過去には鹿児島県の宿泊施設などでも食中毒が発生
2000年6月30日には鹿児島県の宿泊施設で、味噌汁の具などとして使用された同植物を食した客が食中毒を訴えたほか、2008年11月11日には宮崎県延岡市のスーパーではすがらを購入し、日向市内で酢の物にして食した人が、口腔内のしびれ(イガイガ痛み)の症状を訴えた事例もあった。
新潟県は、口に含んだ時点で強い刺激を感じるため、すぐに吐きだし、洗浄することや、汁に触れることで皮膚炎を引き起こすこともあるため、ゴム手袋などを使用することを推奨している。
(画像はunsplashより)
新潟県は、口に含んだ時点で強い刺激を感じるため、すぐに吐きだし、洗浄することや、汁に触れることで皮膚炎を引き起こすこともあるため、ゴム手袋などを使用することを推奨している。
(画像はunsplashより)