「水野記念病院」で提供された食事で食中毒が発生
東京都が、足立区の医療機関「水野記念病院」で食中毒が発生したと、3月13日に発表している。
3月2日の11時5分に、同病院から足立区足立保健所に「入院患者約100名中複数名が下痢、おう吐等の症状を呈した」という旨、連絡が入った。
同保健所が調査を行った結果、3月1日の22時30分から3月2日の6時にかけて、入院患者10人が下痢やおう吐などの症状を呈していたことが判明。患者全員の共通食が同病院の給食施設(日清医療食品株式会社)で、調理提供されたものだったことや、患者5人のふん便から黄色ブドウ球菌を検出したことなどから、同保健所が3月1日に調理提供された食事を原因とする食中毒と断定した。
ノロウイルスによる感染の可能性も考慮し、検査が行われたが、こちらは13日時点でいずれの検体も陰性となっている。
3月2日の11時5分に、同病院から足立区足立保健所に「入院患者約100名中複数名が下痢、おう吐等の症状を呈した」という旨、連絡が入った。
同保健所が調査を行った結果、3月1日の22時30分から3月2日の6時にかけて、入院患者10人が下痢やおう吐などの症状を呈していたことが判明。患者全員の共通食が同病院の給食施設(日清医療食品株式会社)で、調理提供されたものだったことや、患者5人のふん便から黄色ブドウ球菌を検出したことなどから、同保健所が3月1日に調理提供された食事を原因とする食中毒と断定した。
ノロウイルスによる感染の可能性も考慮し、検査が行われたが、こちらは13日時点でいずれの検体も陰性となっている。
施設は4日間の営業停止処分に
こうした調査結果から、足立保健所では、医師からの食中毒届出も受け、足立区が日清医療食品株式会社を営業者とする当該医療機関の給食施設を3月13日から4日間の営業停止処分とした。
水野記念病院によると、患者らには速やかに治療を施し、すでに全員の症状が落ち着いて回復方向にあるという。
同院は今後、厨房を用いた調理の再開にあたり、保健所指導のもと、調理に従事する職員の衛生管理教育・指導体制を見直すほか、これまで以上に厳格なルールを適用し、再発防止に向けた最大限の対策を行っていくとした。また、厨房施設と備品全体に対し、殺菌・消毒作業を事前に複数回実施することも決定している。
原因となった3月1日の院内給食メニューは、朝食がツナと野菜の炒め煮、漬物、焼きのり、ごはん、みそ汁、昼食が金目鯛のマヨネーズ焼き、エンドウのサラダ、ごはん、清汁、夕食は鶏肉のパン粉焼き、ジャーマンポテト、ごはん、牛乳、パインだった。
(画像はunsplashより)
水野記念病院によると、患者らには速やかに治療を施し、すでに全員の症状が落ち着いて回復方向にあるという。
同院は今後、厨房を用いた調理の再開にあたり、保健所指導のもと、調理に従事する職員の衛生管理教育・指導体制を見直すほか、これまで以上に厳格なルールを適用し、再発防止に向けた最大限の対策を行っていくとした。また、厨房施設と備品全体に対し、殺菌・消毒作業を事前に複数回実施することも決定している。
原因となった3月1日の院内給食メニューは、朝食がツナと野菜の炒め煮、漬物、焼きのり、ごはん、みそ汁、昼食が金目鯛のマヨネーズ焼き、エンドウのサラダ、ごはん、清汁、夕食は鶏肉のパン粉焼き、ジャーマンポテト、ごはん、牛乳、パインだった。
(画像はunsplashより)