医療機関で患者からアニサキスを摘出
宮城県が、亘理郡山元町の魚介類販売店において食中毒の発生があったことを、12月3日に発表している。
亘理郡山元町内にある魚介類販売店「丸長魚店」で12月1日、シメサバなどを購入して食した40代の男性1人が、12月2日の4時30分から腹痛の症状を訴え、同日に福島県の医療機関を受診していたことが分かった。
同医療機関から福島県の相双保健所に、内視鏡検査で患者の胃からアニサキス虫体を摘出したと連絡があり、その旨を同県が宮城県に通報した。
亘理郡山元町内にある魚介類販売店「丸長魚店」で12月1日、シメサバなどを購入して食した40代の男性1人が、12月2日の4時30分から腹痛の症状を訴え、同日に福島県の医療機関を受診していたことが分かった。
同医療機関から福島県の相双保健所に、内視鏡検査で患者の胃からアニサキス虫体を摘出したと連絡があり、その旨を同県が宮城県に通報した。
塩釜保健所岩沼支所がシメサバを原因とする食中毒と断定
宮城県の塩釜保健所岩沼支所が調査を行った結果、診察した医師から食中毒の届け出があったこと,患者の症状と潜伏期間が胃アニサキス症と矛盾しないことなどから、同魚介類販売店で購入したシメサバを原因とする食中毒であると断定。患者は医療機関を受診したものの入院はしておらず、快方に向かっている。
なお、塩釜保健所岩沼支所は同魚介類販売店に対し、12月3日に営業の一部を1日間停止する措置を講じた。
(画像はunsplashより)
なお、塩釜保健所岩沼支所は同魚介類販売店に対し、12月3日に営業の一部を1日間停止する措置を講じた。
(画像はunsplashより)