疾患の認知度は8割超も理解不足が顕著
日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社は16日、2月の全国生活習慣病予防月間にあわせ、「脂肪肝に関する認知・理解度調査」を実施し、その結果をとりまとめて公開した。
調査は2025年11月27日~12月1日の期間、35~74歳の全国男女を対象にインターネット調査形式で実施、2,000人から回答を得ている。
脂肪肝は国内の2,000万人以上が罹患している肝疾患だが、自覚症状がほとんどないために見過ごされることも多く、気づかずに進行しているケースも少なくない。とくに日本人を含む東アジア人では、遺伝的背景から肝臓に脂肪が蓄積しやすい体質である人が多く、普通体重でも脂肪肝に至るリスクが相対的に高いことが分かっている。
重症化すると肝硬変や肝がんに発展する可能性もあり、肝硬変にまで進行すると元に戻ることは難しい。さらに肥満症や2型糖尿病等の合併や発症にもつながりやすく、心血管イベントのリスク増大や発がん要因にもなるとされる。
調査は2025年11月27日~12月1日の期間、35~74歳の全国男女を対象にインターネット調査形式で実施、2,000人から回答を得ている。
脂肪肝は国内の2,000万人以上が罹患している肝疾患だが、自覚症状がほとんどないために見過ごされることも多く、気づかずに進行しているケースも少なくない。とくに日本人を含む東アジア人では、遺伝的背景から肝臓に脂肪が蓄積しやすい体質である人が多く、普通体重でも脂肪肝に至るリスクが相対的に高いことが分かっている。
重症化すると肝硬変や肝がんに発展する可能性もあり、肝硬変にまで進行すると元に戻ることは難しい。さらに肥満症や2型糖尿病等の合併や発症にもつながりやすく、心血管イベントのリスク増大や発がん要因にもなるとされる。
まず、全員に脂肪肝を知っているか尋ねたところ、「知っている」が37.9%、「聞いたことはあるが詳しくは知らない」が48.1%で、全体の8割強が疾患として認知していた。「まったく知らない」人は14.1%にとどまる。
肝臓の役割として知っているものを尋ねた結果では、「アルコールや薬などの有害物質を分解して無害化する」が61.2%で圧倒的に高く、次いで「食べたものの栄養を分解・合成してエネルギーに変える」の36.1%、「脂肪の消化を助ける胆汁をつくる」が34.4%、「血液をきれいにする」が25.8%、「グリコーゲンやビタミンなどの栄養をためておく」が22.9%、「身体に入った異物を取り除く」が19.2%、「血液中の成分のバランスを保つ」が17.8%だった。
「特に思い浮かばない、分からない」とした人も23.7%にのぼる。アルコール分解のイメージは広く持たれているが、代謝や免疫、栄養貯蔵などの役割を果たしていることを知っている人は限られるようだ。
「特に思い浮かばない、分からない」とした人も23.7%にのぼる。アルコール分解のイメージは広く持たれているが、代謝や免疫、栄養貯蔵などの役割を果たしていることを知っている人は限られるようだ。
関連疾患への知識などは少なめ
続いて脂肪肝が関連する病気について、当てはまると思うものを選んでもらうと、「肝硬変」は52.9%と過半になったが、以下は半数に満たず、「肝がん」で39.1%、「脂肪肝炎」が27.3%、「肥満症」は19.6%、「脂質異常症」で17.2%、「2型糖尿病」は13.5%、「慢性腎臓病」は8.5%、「心血管疾患」は6.2%だった。
「該当するものはないと思う」とした人も8.9%と1割弱にのぼり、「分からない」人は25.4%になった。
脂肪の蓄積によっても肝炎が引き起こされる人を知らなかったり、代謝関連疾患と脂肪肝の関連性を認識していなかったりする人がかなり多いことも明らかになっている。
「該当するものはないと思う」とした人も8.9%と1割弱にのぼり、「分からない」人は25.4%になった。
脂肪の蓄積によっても肝炎が引き起こされる人を知らなかったり、代謝関連疾患と脂肪肝の関連性を認識していなかったりする人がかなり多いことも明らかになっている。
肝機能の状態を示す指標であるAST、ALT、γ-GTPの認知・理解度については、「肝臓に関する項目であることを知っていて意味も理解している」とした人は、ASTが15.1%、ALTで17.3%、γ-GTPでは19.6%だった。いずれも2割に届いていない。
「そもそも言葉自体聞いたことがない」とした人も、ASTで42.4%、ALTで32.7%、γ-GTPで28.9%と約3~4割にのぼった。
肝臓は腸で消化吸収した多様な栄養素を取り込み、分解したり新たに生成したりしてバランス良く全身に供給していく役割を担っている。食事で摂取した糖分はグリコーゲンとして肝臓に一時的に貯蔵されるが、過剰な糖分は中性脂肪に変換されて肝臓にたまっていく。
食生活の乱れにより食べすぎたり、運動不足が続いたりすることで食事による摂取カロリーが消費量を上回ると、肝臓で中性脂肪が多く作られ、脂肪肝が導かれる。
初期段階では自覚症状がほとんどないため、健康診断などで確認できる数値や検査指標を参考に肝臓の状態をチェックしていくことが重要となる。
また、すでに2型糖尿病や脂質異常症などの罹患者は肝臓の健康にもより積極的に目を向け、定期的な確認を心がけるべきとされる。
(画像はプレスリリースより)
「そもそも言葉自体聞いたことがない」とした人も、ASTで42.4%、ALTで32.7%、γ-GTPで28.9%と約3~4割にのぼった。
肝臓は腸で消化吸収した多様な栄養素を取り込み、分解したり新たに生成したりしてバランス良く全身に供給していく役割を担っている。食事で摂取した糖分はグリコーゲンとして肝臓に一時的に貯蔵されるが、過剰な糖分は中性脂肪に変換されて肝臓にたまっていく。
食生活の乱れにより食べすぎたり、運動不足が続いたりすることで食事による摂取カロリーが消費量を上回ると、肝臓で中性脂肪が多く作られ、脂肪肝が導かれる。
初期段階では自覚症状がほとんどないため、健康診断などで確認できる数値や検査指標を参考に肝臓の状態をチェックしていくことが重要となる。
また、すでに2型糖尿病や脂質異常症などの罹患者は肝臓の健康にもより積極的に目を向け、定期的な確認を心がけるべきとされる。
(画像はプレスリリースより)
