給食を喫食した77人中34人が食中毒に
香川県が、綾歌郡綾川町内の介護老人保健施設で、食中毒が発生したと1月8日に発表している。
1月4日に同施設の職員から、入所者がおう吐や下痢などの症状を呈してる旨の連絡が、中讃保健所にあり調査を実施。その結果、給食の調理業務を受託しているトーカイフーズ株式会社が、同施設において調理した給食を喫食した77人中34人が、1月2日から同様の症状を呈していることが分かった。
香川県環境保健研究センターが検査を行ったところ、有症者11人の便と、調理従事者1人の便、そして1月1日の朝食(検食)からノロウイルスが検出された。
1月4日に同施設の職員から、入所者がおう吐や下痢などの症状を呈してる旨の連絡が、中讃保健所にあり調査を実施。その結果、給食の調理業務を受託しているトーカイフーズ株式会社が、同施設において調理した給食を喫食した77人中34人が、1月2日から同様の症状を呈していることが分かった。
香川県環境保健研究センターが検査を行ったところ、有症者11人の便と、調理従事者1人の便、そして1月1日の朝食(検食)からノロウイルスが検出された。
潜伏期間などがノロウイルスによる食中毒と一致
有症者の共通食が同施設で調理した給食に限られていること、診察した医師から「食中毒患者等届出票」が1月8日に提出されたことなどから、中讃保健所が同施設を原因とする食中毒と断定。原因食品については現在調査中だ。
中讃保健所は同施設での飲食店営業を1月8日から1月10日までの3日間、営業停止の処分を下している。
(画像はunsplashより)
中讃保健所は同施設での飲食店営業を1月8日から1月10日までの3日間、営業停止の処分を下している。
(画像はunsplashより)