高齢者施設の入所者を含め、合計60人が食中毒に
東京都が青梅市内の高齢者施設「介護老人保健施設 西東京ケアセンター」で、食中毒が発生したと12月1日に発表している。
11月23日の16時50分から11月24日の10時にかけて、同高齢者施設の入所者54人と事業所内保育施設利用者3人、事業所職員2人、調理従事者1人の合計60人が、下痢やおう吐の症状を訴えていた。
これを受け同高齢者施設が11月24日に、西多摩保健所へ連絡。同保健所が直ちに食中毒と感染症の両面から調査を開始した。その結果、同高齢者施設が調理・提供した食事が患者の共通食であることや、患者14人のふん便からウエルシュ菌が検出されたこと、施設医から食中毒の届け出があったことなどから、ウエルシュ菌による食中毒と断定されている。
11月23日の16時50分から11月24日の10時にかけて、同高齢者施設の入所者54人と事業所内保育施設利用者3人、事業所職員2人、調理従事者1人の合計60人が、下痢やおう吐の症状を訴えていた。
これを受け同高齢者施設が11月24日に、西多摩保健所へ連絡。同保健所が直ちに食中毒と感染症の両面から調査を開始した。その結果、同高齢者施設が調理・提供した食事が患者の共通食であることや、患者14人のふん便からウエルシュ菌が検出されたこと、施設医から食中毒の届け出があったことなどから、ウエルシュ菌による食中毒と断定されている。
11月24日の昼食から食事の提供を自粛
同高齢者施設の施設医を受診したのは1人で、入院患者はいないことが分かっている。
食事の提供を行った給食施設は、11月24日の昼食から食事の提供を自粛し、東京都も12月1日より3日間の営業停止処分を下した。
なお、東京都における1月1日から11月30日までの食中毒発生状況は、発生件数が94件、患者数が389人、死亡者数は0人となっている。
(画像はunsplashより)
食事の提供を行った給食施設は、11月24日の昼食から食事の提供を自粛し、東京都も12月1日より3日間の営業停止処分を下した。
なお、東京都における1月1日から11月30日までの食中毒発生状況は、発生件数が94件、患者数が389人、死亡者数は0人となっている。
(画像はunsplashより)