無駄なく栄養もしっかり摂取
株式会社land link(以下、ランドリンク)は22日、日本企業としては初の「STEWARD LEADERSHIP 25」の受賞を果たしたことを発表した。同社が推進する「野菜を皮ごと食べる活動」が評価されたもので、環境と社会の持続可能性の実現に向けた取り組みに優れた、アジア太平洋地域の企業として広く認定されたものといえる。
「STEWARD LEADERSHIP 25」は、シンガポール政府が所有する投資会社のテマセク・ホールディングスによって設立された団体のアワードで、人類を脅かす課題への対処とともに収益性の高い成長が見込まれる営利団体、社会や将来の世代、今後の環境に大きなプラスの影響を与えると認められた25のプロジェクトを毎年選出、表彰し、対象活動への支援を行っているものだ。
今回、ランドリンクは日本企業としてこのアワードを初めて受賞した。
高く評価された活動は、「野菜を皮ごと食べる活動」で、ランドリンクによると、2019年の岩手県における学校給食会への導入からスタートしているという。
食材表面についた土汚れや脂汚れ、残留農薬などをランドリンクが独自開発した「野菜洗いのお水ベジセーフ」で効率良く落とし、素材を皮ごと美味しく食べられるようにする。
これによる調理で、「栄養まるごと給食」として無駄なく、しっかり必要な栄養素を取り込むことができる献立を、現場の栄養士とともに作成、全国各地へと取り組みを広げてきている。
「STEWARD LEADERSHIP 25」は、シンガポール政府が所有する投資会社のテマセク・ホールディングスによって設立された団体のアワードで、人類を脅かす課題への対処とともに収益性の高い成長が見込まれる営利団体、社会や将来の世代、今後の環境に大きなプラスの影響を与えると認められた25のプロジェクトを毎年選出、表彰し、対象活動への支援を行っているものだ。
今回、ランドリンクは日本企業としてこのアワードを初めて受賞した。
高く評価された活動は、「野菜を皮ごと食べる活動」で、ランドリンクによると、2019年の岩手県における学校給食会への導入からスタートしているという。
食材表面についた土汚れや脂汚れ、残留農薬などをランドリンクが独自開発した「野菜洗いのお水ベジセーフ」で効率良く落とし、素材を皮ごと美味しく食べられるようにする。
これによる調理で、「栄養まるごと給食」として無駄なく、しっかり必要な栄養素を取り込むことができる献立を、現場の栄養士とともに作成、全国各地へと取り組みを広げてきている。

栄養のある部分こそ捨てない!食品ロスと栄養課題を一挙解決
ランドリンクによると、この野菜を皮ごと美味しく食べる献立とした「皮ごと給食」の実施で、従来捨てられていた野菜や果物の皮も有効に活用され、約10%の過剰除去削減となり、食品ロスへの貢献も確認されたという。
カゴメ株式会社開発の「ベジチェック」を用いて子どもらの野菜摂取量の平均値を算出し、その翌日から「皮ごと給食」をスタート、1カ月後に再び計測を行い、皮ごと食べる習慣で数値が上がることを可視的にも認識してもらい、「皮ごと給食」の継続や家庭での皮ごと調理を推進する活動にもつなげている。
今年3月には、ランドリンクが中心となり、一般社団法人栄養まるごと推進委員会を設立、今後、さらに日本全体へと「皮ごと食べる文化」を普及させていく方針も示している。
野菜の皮や皮に近い部分には、しばしば多くの栄養素が含まれている。これを無駄なく摂取することで、現代の新型栄養失調や、食品ロス問題に解決の糸口が見えてくると考えられている。
カゴメ株式会社開発の「ベジチェック」を用いて子どもらの野菜摂取量の平均値を算出し、その翌日から「皮ごと給食」をスタート、1カ月後に再び計測を行い、皮ごと食べる習慣で数値が上がることを可視的にも認識してもらい、「皮ごと給食」の継続や家庭での皮ごと調理を推進する活動にもつなげている。
今年3月には、ランドリンクが中心となり、一般社団法人栄養まるごと推進委員会を設立、今後、さらに日本全体へと「皮ごと食べる文化」を普及させていく方針も示している。
野菜の皮や皮に近い部分には、しばしば多くの栄養素が含まれている。これを無駄なく摂取することで、現代の新型栄養失調や、食品ロス問題に解決の糸口が見えてくると考えられている。

新型栄養失調とは、カロリー摂取は十分でも、ビタミンやミネラル、食物繊維など必要な栄養素が不足している状態で、偏った食事からさまざまな体調不良が引き起こされるものをいう。
フードロスの問題は昨今、大いに注目されているが、日本では年間523万トンもの食品が廃棄されているといわれる。このうち244万トンは家庭から排出されるもので、事業系排出量は約279万トン。その内訳は賞味期限切れや食べ残しのほか、美味しく食べられるのに捨てられている野菜の皮や根の周り部分など、過剰除去によるものからなっている。
フードロスの問題は昨今、大いに注目されているが、日本では年間523万トンもの食品が廃棄されているといわれる。このうち244万トンは家庭から排出されるもので、事業系排出量は約279万トン。その内訳は賞味期限切れや食べ残しのほか、美味しく食べられるのに捨てられている野菜の皮や根の周り部分など、過剰除去によるものからなっている。
簡単に使える「ベジセーフ」
ランドリンクの「野菜洗いのお水ベジセーフ」は、純水99.88%、カリウム0.12%からなる還元型アルカリバブル電解水。野菜表面の汚れや残留農薬などを落とす食材専用の洗い水で、肉や魚介類、米などにも使える。
食材にシュシュっと吹きかけ、水で洗い流しさえすればよく、手軽に使えて素材本来の味が際立ち、無駄なく、皮ごと美味しく食べられるようになるという。
ランドリンクでは、今後学校給食で培った「皮ごと給食」の献立アイデアを広く普及させ、自治体や国との連携も強化、世界に野菜を皮ごと食べる文化を浸透させていくことも目指していきたいとした。
(画像はプレスリリースより)
食材にシュシュっと吹きかけ、水で洗い流しさえすればよく、手軽に使えて素材本来の味が際立ち、無駄なく、皮ごと美味しく食べられるようになるという。
ランドリンクでは、今後学校給食で培った「皮ごと給食」の献立アイデアを広く普及させ、自治体や国との連携も強化、世界に野菜を皮ごと食べる文化を浸透させていくことも目指していきたいとした。
(画像はプレスリリースより)