全国保険医団体連合会(保団連)は12日、全国の病院や有床診療所674施設の95.4%が光熱費・材料費などの物価高騰分を2024年度の診療報酬改定で補填できていないとする調査結果を公表した。また、92.9%が人件費を24年度改定で補填できていないことも明らかになった。保団連が同日に開いた記者会見で吉中丈志氏(病院・有床診対策部長)は「診療報酬の大幅な引き上げなしには医療機関の経営危機は打開できない」とし、国へ働き掛けていく考えを示した。
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