有限会社マインドバンク（以下、マインドバンク）は23日、白米に混ぜて用いる仕様の野菜モリンガ乳酸菌もち麦・偏食戦子5vg「正義のご飯」を発売すると発表した。5月5日より提供を開始する。

昨今の日本では、豊かな社会が広がる一方、普段の食事では十分な栄養素を摂れていなかったり、偏食や野菜嫌いでバランスが乱れ、普通に食べているようであっても栄養失調状態となっていたりするケースが増えてきている。

マインドバンクによると、子どもにおいても実に8割の子にこうした現代の「新型栄養失調」リスクがあると指摘されてもいるという。成長期に必要な栄養が不足すると、心身の健全な育成が妨げられる危険があり、将来にも影響する可能性がある。

こうした懸念からマインドバンクでは、日本人の遺伝体質的に最も適合し、消化吸収性にも優れ、ほぼ毎日摂取するご飯でよりバランスよく、多種にわたる栄養を美味しく、違和感なく摂れるようにならないか、それが叶えば理想的な対策になると考え、今回の偏食戦子5vg「正義のご飯」を開発した。

この商品は、特許技術により、もち麦と蜂蜜、オリゴ糖、モリンガ、ほうれん草、パプリカ、南瓜、紫芋、トマトといった野菜、さらに植物性乳酸菌K-1を融合させ加工した、野菜モリンガ乳酸菌もち麦。名称の一部である「5vg」は、5種類の野菜（Vegetables）の略称だ。

通常通り研いだ白米に、約10％（白米1合に大さじ1が目安）混ぜて炊き上げさえすればよく、調理者の手間もごくわずかに抑えられる。

含まれる「モリンガ」は、生命の木とも呼ばれるスーパーフードのひとつで、可食植物中トップを誇る90種以上の栄養素を含有する。

野菜類は、ほうれん草、南瓜、パプリカ、紫芋、トマトと5種類の粉末が含まれ、これらの豊富な栄養を効率良くご飯から摂れるようになる。

蜂蜜は完全食ともされ、ミネラルなどが豊富、含有アミラーゼ酵素が栄養吸収を促進する役割も果たす。

植物性乳酸菌K-1と善玉菌の餌になるオリゴ糖や食物繊維をあわせて摂れるため、その相乗効果も期待されるという。乳酸菌K-1は賦活能力の高い死菌であり、炊飯を経ても効能は変わらず、大さじ1杯に約100億個含有されている。

もち麦は食物繊維が玄米の約4倍と豊富で、腸内善玉菌の餌になりやすい。もちもちとした歯触りも心地良く、蜂蜜の甘さも相まってご飯の美味しさを引き立てるものともなる。

野菜が苦手な子どもや栄養が不足しがちな人でも、白米に混ぜて炊くだけという一手間で、普段のご飯のように違和感なく、無理な意識を必要とせず栄養バランスを向上させられ、効率良く栄養摂取できるようになることが期待される。利便性の高いアイテムとして注目したい。

（画像はプレスリリースより）