食育授業で児童の野菜摂取状況が改善
カゴメ株式会社(以下、カゴメ)は9月6日、町田市教育委員会、町田市公立小学校栄養教諭との共同取り組みとして、同社の「ベジチェック」を活用した小学生向け食育授業を開発、2023年1月~3月に町田市内のモデル校で実際に授業を実施したことを明らかにした。
授業の結果、対象校では児童の野菜摂取状況が改善したといい、取り組みの詳細と効果は、9月2日の第70回日本栄養改善学会学術大会でも発表されている。
授業の結果、対象校では児童の野菜摂取状況が改善したといい、取り組みの詳細と効果は、9月2日の第70回日本栄養改善学会学術大会でも発表されている。

「ベジチェック」は、その人の推定野菜摂取量がわずか約30秒で分かる機器。センサーに手のひらを当てるだけでよく、日々の栄養摂取状況改善に向けた行動変容を促しやすい簡便な機器として注目されている。
食育授業では、まずこの「ベジチェック」を授業前に児童らに利用してもらい、野菜摂取状況を測定、自身の状態を把握した上で、野菜の役割や給食の栄養バランスの良さ、より多くの野菜を摂取するためのコツなどを指導した。
さらに1カ月間の野菜摂取改善にかかる行動目標を各自が立てて取り組みを実施、1カ月後に再度「ベジチェック」測定を行って、野菜摂取の変化や行動目標の取り組み状況などに関する振り返りも行っている。
食育授業では、まずこの「ベジチェック」を授業前に児童らに利用してもらい、野菜摂取状況を測定、自身の状態を把握した上で、野菜の役割や給食の栄養バランスの良さ、より多くの野菜を摂取するためのコツなどを指導した。
さらに1カ月間の野菜摂取改善にかかる行動目標を各自が立てて取り組みを実施、1カ月後に再度「ベジチェック」測定を行って、野菜摂取の変化や行動目標の取り組み状況などに関する振り返りも行っている。

町田市で、全国で、実施拡大へ
食育授業の結果、モデル校の1つである鶴川第三小学校では、実施した4年生・5年生の約7割に「ベジチェック」での測定結果改善が認められ、授業前の平均値と比べた1カ月後の平均値も有意に上昇していた。
また、児童に行ったアンケートで、9割以上の生徒が食育授業後、意識して野菜を食べるようになったと答え、保護者アンケートでは、約6割の家庭で子どもから野菜を摂りたい要望があったとの回答がみられている。
町田市では、2023年から希望校12校にこの食育授業を拡大、2024年度以降もさらに実施校を拡大していく予定という。カゴメでは、さらに複数の自治体での授業実施を予定、全国的な取り組みとすることも視野に入れている。
開発した食育授業を導入検討する自治体には、「ベジチェック」のレンタル時に、指導案や授業内で用いるワークシート、保護者向け資料、補助教材となるカゴメ作成の食育動画を無償提供するともした。
(画像はプレスリリースより)
また、児童に行ったアンケートで、9割以上の生徒が食育授業後、意識して野菜を食べるようになったと答え、保護者アンケートでは、約6割の家庭で子どもから野菜を摂りたい要望があったとの回答がみられている。
町田市では、2023年から希望校12校にこの食育授業を拡大、2024年度以降もさらに実施校を拡大していく予定という。カゴメでは、さらに複数の自治体での授業実施を予定、全国的な取り組みとすることも視野に入れている。
開発した食育授業を導入検討する自治体には、「ベジチェック」のレンタル時に、指導案や授業内で用いるワークシート、保護者向け資料、補助教材となるカゴメ作成の食育動画を無償提供するともした。
(画像はプレスリリースより)