経管栄養剤の手作りについて

パピコさんへ 私もちょうど経管栄養剤の変更を検討している最中です。パピコさんのお勤めされている病院は療養型でしょうか急性期でしょうか？そのどちらかでも栄養剤の選択は変わってくるのかなと思います。また、水入りのものは発売当時導入した施設もあったかと思いますが、昨年夏の猛暑の時期は水分量が足りずに、結局加水しなければならなくなったと聞きます。看護師の利便性や価格も選択肢の一部ではありますが、パピコさんの病院の患者さまにとって安全で有効なものを選ぶことが管理栄養士としての仕事でもあります。安易に安いから便利だから変更するのではなく、もう少し経管栄養剤について勉強してからでもいいのではないでしょうか？という私も現在勉強中です。とかく高タンパクをPRしてくるメーカーさんもいますが、自分の病院に入院されている患者さまの特性を把握したうえで、まちがった選択をしないようにしたいものです。ちなみに私もはじめはクリニコも検討はしましたが、今はネスレの製品を検討してます。どこがいいかは、やはりそれぞれの会社の製品の特徴とエビデンスを把握したうえで、自分が共感できたものが一番なのではないかと思います。私は管理栄養士12年目ですが、まだまだこれからです。あせらすゆっくり検討しましょうね。

つらいですね。 私も大学を卒業して初めに勤めた病院の院長がそのような方で、ようこりんさんと同じような状態で仕事をしてきました。毎日毎日追われるように仕事をしていたので、自分が何をしたいのかなど考える暇もないまま3年間働きました。退職して10年以上なりますが、あの時の経験が今とてもいかされています。仕事の業務とうよりも、仕事に対する姿勢であるとか、取り組み方などいろんな面で…。当時はどうしてこんな目にあうんだろうとか、わたしって仕事運ないのかな？とネガティブなことばかり考えていました。でも、仕事を辞め再就職してからあの時の経験が生かされる場面に何度も出合いました。その間結婚し出産し、今現在ようやく理想とする環境の中で仕事ができるようになりました。はじめから自分の思うような仕事環境で働ける人はほんの一握りだと思うのです。ようこりんさんもどうかこれからは、前向きになって、あせらずに少し遠い目標をもってやっていってほしいと思います。いい仕事をするためにも、ようこりんさんにとっていい職場に出会えることを願っています。

キャンデイさんへ 私も以前、キャンデイさんと同じような環境にありました。給食会社に勤めていましたが、激務のため2人目の妊娠を期に一度仕事を辞め、3年間育児に専念しました。その後病院栄養士として復帰しました。いまの私に言えることは、ただひとつです。自分で手をかけて子供を育てることが何より一番大切なことです。子供を育てることによって、希望も生まれ仕事への活力も生まれます。仕事との両立は正直大変です、医療は日進月歩なので3年のブランクは本当にきつかったです。けれども、それがかえって自分にとっては勉強する意欲をもたらしてくれました。子育てでいっぱいいっぱいになってしまう時期って必ずあります。でも、子供から学ぶこと、子供がいるおかげで私は日々の仕事のストレスからも解放されています。キャンデイさんはとても向上心の高い方ですね。素晴らしいです。今のキャンデイさんにあう職場がいいタイミングでみつかると良いですね。自分がなぜ病院栄養士をやりたいのか？その原点さえしっかり見失わなければ、きっとどんなところでもやっていけます。お互いに頑張りましょう。

どちらも経験した管理栄養士です 私は、委託そして直営の病院経験があり、現在は施設側の栄養士の立場にある管理栄養士です。委託。直営どちらにも利点・欠点はあります。はっけよいさんの言われるとおり委託会社の栄養士は、配置される委託先の契約によっては非常に苦労をする現場もあります。明らかに赤字契約だとわかっていて契約を結ぶことか多々あるからです。私は栄養士を巡回指導する立場であったので、営業とはいつも対立していました。最近の委託会社は目先の利益のことばかり考えて、給食の根本を忘れているように思います。それは、委託される側にもいえることです。その中で私たち栄養士の意見や立場をもっと重要視してもらえるような環境を、自分たちで築き上げていかなければなりません。