私は、保育園で今年度は150食分の給食を3人で作っています。 うちの園は、過去に200食以上だった時のままの調理員数なので恵まれていると思います。でも栄養士は私一人、あとは資格のない主婦の方2名なので基本ができていなくて手の洗い方から教えています。 思えばどこの現場でも「栄養士」って地味な仕事ですよね。 それが嫌で学校を出てから20年以上も関係のない職場で働いていました。 でも、人生も折り返し地点に立って「私にしかできない仕事があるかな？」と飛び込んでみた大量調理の現場、幼児の成長を見ることができる職場は新鮮でした。だって、自分が作った味噌汁や煮物、煮干しやカツオからとっただしの香り、味、子供たちは今は気が付かなくても大きくなったらきっと思い出してくれます。「おいしかった香り」は、年をとっても忘れないと言われています。体力が持つなら、園児が成長した姿を思い浮かべ、その中のほんの一握りの子でも自分の味を覚えていてくれたら、と思って頑張ってみてはいかがでしょうか？

保育園で栄養士をしています。私は医師の診断に従うようにしています。 食物アレルギーは年々対応が増え複雑になっています。各園での対応マニュアルに従って提供する方法がベストです。必要な栄養が摂れなくなることは主治医も納得の上で診断書を出し指示書を書いているはずなのでそれに従うのが後々トラブルにならない最善策ではないでしょうか。私も以前、自分なりの判断で(絶対大丈夫だと思うお子さんに)乳卵を含むものを提供し何の症状も出なかったにもかかわらず、園長と保護者から罵声(あんたは子供を殺したのと同じだ)を浴びせられた苦い経験があります。栄養士が良かれと思ってやっても知識のない保護者や管理者には『余計なお世話』になりかねません。保護者が食べさせてくれと言っても鵜のみにせず、家庭で試してもらって念書を取るくらいにしないと栄養士の身が持ちませんよ。

うちは180食の保育園です。調理時間の都合や調理員のスキルの問題もあり、魚は冷凍切り身しか使っていません。調理30分から1時間前に冷凍のまま酒、醤油、みりん、砂糖などその時の味付けの調味をします。冷凍が解けるときに調味液が魚にしみこむので半解凍状態で焼くとちょうどよい味加減になり生臭さも残りません。味に敏感な園児でも残さず食べてくれます。冷凍魚は、解凍時にドリップが出ると生臭いので、調味液で閉じ込めます。冷凍でも質の良いものを選ぶことも重要だと思いますし、値段も生より高いものが多いと思いますのでコストだけで選ぶと難しいかもわかりません。 大冷の「楽々クック」は骨がなくお年寄り向けだと思います。

私も保育園と幼稚園が一緒になった幼児教育センターで栄養士を始めて1年半が経ちました。職員分を合わせて180食から190食を3人で作っています。（栄養士とは名ばかりで実際の業務は調理員です。でもこの業界はほとんどがそれで当り前ですね。）うちの場合は、私以外の二人は栄養士免許どころか調理師免許を持たない40歳代の女性で、この二人が家庭料理も作ったことないようなランク(ましてや飲食店で働いたこともなく）の人たちです。怖くて任せられないので下処理と切り方・洗い物以外はほとんど私一人だけで給食・手作りおやつを作ります。正直疲れます。家へ帰って座ると夕食の支度なんてできないほどの疲れを感じます。もちろん、事務仕事は給食・おやつの片づけが終わってからなので定時では1時間取れればよいほうです。必然、献立作成などは自宅への持ち帰りになります。まあ、体力の限界はこの辺まででしょうね。 あなたの環境では、新年度を機会に職場の見直しをして転職したほうがよいと思います。身体を壊してからでは遅いですよ。報酬に重きを置かなければ必ず自分に合うところが見つかると思います。 栄養士の地位向上のためにも頑張りましょうね。

私は最近栄養士にカムバックしたので経験豊富というわけではありませんが、先日冷凍ブロッコリーをサラダに初めて使ってみて、色よく硬さよく値段よく、と三拍子そろって大変気に入りました。 使い方は、沸騰した湯の中へ塩を入れ凍ったままのブロッコリーを投入し90度まで茹でました。初めは溶けて壊れるのではないかと心配しましたが、大丈夫でした。歯ごたえもそこそこあり見た目もきれいで来月の献立に早速発注しました。メーカーの違いがあるかと思いますが、解凍せずに茹でれば大丈夫だと思います。 経験豊富な皆さんどうでしょうか?