学校栄養職員として働くものです。
先週末このニュースを耳にして本当に驚きました。
本校でもアレルギーの除去対応をしていて、
私自身もヒヤリ、ハットは何度か経験しています。
アレルギー対応を開始するに当たっては、管理職、担任、
養護教諭、栄養職員、調理員、保護者で話し合いをもちます。
わが子も食物アレルギーがあるので、保護者の気持ちもよくわかりますが、命をあずかる以上、責任を持って対応出来ない。と思われる重度の場合にはお断りする場合もあります。
質問者様もおっしゃっていましたが、管理職や担任の中にはアレルギー対応をとても簡単に考えている方が大勢いるのが現実です。
医者の診断書が提出されていなくても、対応してやってくれと簡単に言う管理職もいます。アレルギーのショック症状で命を落とすことがあることやエビペンの存在も知らない教員も珍しくありません。
また、何百食もの給食を作りながら、何パターンもの除去食を作ることに専念する人員の余裕もありません。除去食を作れる場所もありません。
学校の管理責任は当然問われる事故だとは思いますが、
私はいつも保護者、本人に、任せきりにしないでくださいね。自分の命にかかわることだから自分でもしっかりわかっていてくださいね。と話しています。
2012/12/27