財政制度等審議会の財政制度分科会が16日、2025年度の予算編成に関する提言の取りまとめに向けて議論を始め、財務省は、医療や介護の保険給付に物価・賃金の伸びを反映させることは現役世代の負担増につながるとけん制した。これは診療報酬や介護報酬での物価・賃上げ対策を念頭に置いた指摘で、財務省は、医療や介護の保険給付の伸びを抑えて現役世代の負担増を和らげるための制度改革を改めて主張する方針。
この記事は会員限定です。ログインもしくは新規会員登録をすると続きをお読みいただけます。
財政制度分科会で財務省は、物価や賃金の伸びを医療・介護の保険給付に反映させると、保険料率の上昇が避けられず、現役世代の負担が増加すると懸念を示した。また、雇用者報酬の伸びが保険給付の増加に追いつかない状況を指摘し、財源不足を防ぐためには制度改革が必要だと強調した。
続きを読む
この記事は会員限定です。ログインもしくは新規会員登録をすると続きをお読みいただけます。
ニュースTOPに戻る