過去の事例では学校や保育園が関係する大規模な発生も
内閣府 食品安全委員会は、ヒスタミン食中毒が学校給食で発生したことを受けて、魚の温度管理の徹底を9月17日に呼びかけている。
ヒスタミンはサバ、マグロ、イワシなど赤身魚が常温で放置された際に生成される。熱に強く、一度生成されると加熱調理でも分解されないことが特徴だ。鮮度が低下した魚を食べることで食中毒が発生する危険があり、過去の事例では学校や保育園が関係する大規模なものも報告されている。
ヒスタミンはサバ、マグロ、イワシなど赤身魚が常温で放置された際に生成される。熱に強く、一度生成されると加熱調理でも分解されないことが特徴だ。鮮度が低下した魚を食べることで食中毒が発生する危険があり、過去の事例では学校や保育園が関係する大規模なものも報告されている。
冷蔵・冷凍保存して常温での放置を避けることが基本
ヒスタミンは見た目や臭いでは判断できないため、予防が重要だ。魚は速やかに冷蔵・冷凍保存し、常温での放置を避けることが基本。釣った魚もクーラーボックスで保存し、内臓は早めに除去することが推奨されている。
そのほかにも、内閣府 食品安全委員会は口の中で違和感を覚えたり、味や刺激があったりした場合は、食べずに捨てるように呼びかけている。
(画像はunsplashより)
そのほかにも、内閣府 食品安全委員会は口の中で違和感を覚えたり、味や刺激があったりした場合は、食べずに捨てるように呼びかけている。
(画像はunsplashより)