入所者が食中毒の症状を呈していることが判明
栃木県が、栃木市内の介護老人保健施設で食中毒が発生したと1月25日に発表している。
栃木市内の介護老人保健施設において、複数の入所者が下痢やおう吐などの症状を呈していると、1月20日の9時ごろに同市内の医療機関から県南健康福祉センターに通報があった。
県南健康福祉センターが調査を行った結果、1月17日から1月18日までに同施設で調理・提供された食事を喫食した入所者が、下痢やおう吐、発熱などといった食中毒の症状を呈していることが分かった。
栃木市内の介護老人保健施設において、複数の入所者が下痢やおう吐などの症状を呈していると、1月20日の9時ごろに同市内の医療機関から県南健康福祉センターに通報があった。
県南健康福祉センターが調査を行った結果、1月17日から1月18日までに同施設で調理・提供された食事を喫食した入所者が、下痢やおう吐、発熱などといった食中毒の症状を呈していることが分かった。
介護老人保健施設で提供された食事が原因と断定
県南健康福祉センターは、発症者と調理従事者の便からロタウイルスが検出され、発症者の症状がロタウイルスによるものと一致していることや、診察した医師から「食中毒患者届出票」が提出されたことなどから、同介護老人保健施設で提供された食事を原因とするロタウイルスによる食中毒と断定した。
なお、1月20日の時点で調査対象者92人中、発症者数は28人で、そのうち1人が死亡したことも確認されている。
(画像はunsplashより)
なお、1月20日の時点で調査対象者92人中、発症者数は28人で、そのうち1人が死亡したことも確認されている。
(画像はunsplashより)