食と栄養のプロが答えたアンケート調査結果を公開
アクティブシニア「食と栄養」研究会は4日、同研究会のプロシューマ会員を対象に、高齢者の健康維持に関するアンケート調査を実施、その結果を公開した。
アクティブシニア「食と栄養」研究会のプロシューマ会員とは、管理栄養士や栄養士、医師、看護師、薬剤師、研究者などの職に就いている人、または「食と栄養」の観点についてシニアの健康寿命延伸とQOL向上にかかる知見がありボランティアなどの社会活動を展開している人などのオピニオンリーダーを指す。
同研究会では、こうしたプロシューマ会員に必要な情報を共有してもらい、一般の人々に正しい知識を啓発してもらうことを目指している。
今回のアンケートは、このプロシューマ会員に該当する20代~60代男女を対象に、2025年3月31日~4月11日の期間で実施、アンケートフォームにより174サンプルを回収した。
シニアの健康維持に必要であるにもかかわらず、不足していると思う栄養素や機能性成分は何か、複数回答可で答えてもらうと、1位は「たんぱく質」で、86.2%が挙げていた。2位は「食物繊維」で64.4%、3位が「ミネラル」の60.3%となっている。
以下、4位に「ビタミン」、5位「アミノ酸」、6位「乳酸菌」、7位「脂質」、8位「ビフィズス菌」、9位「糖質」、10位「ポリフェノール」などと続いた。
アクティブシニア「食と栄養」研究会のプロシューマ会員とは、管理栄養士や栄養士、医師、看護師、薬剤師、研究者などの職に就いている人、または「食と栄養」の観点についてシニアの健康寿命延伸とQOL向上にかかる知見がありボランティアなどの社会活動を展開している人などのオピニオンリーダーを指す。
同研究会では、こうしたプロシューマ会員に必要な情報を共有してもらい、一般の人々に正しい知識を啓発してもらうことを目指している。
今回のアンケートは、このプロシューマ会員に該当する20代~60代男女を対象に、2025年3月31日~4月11日の期間で実施、アンケートフォームにより174サンプルを回収した。
シニアの健康維持に必要であるにもかかわらず、不足していると思う栄養素や機能性成分は何か、複数回答可で答えてもらうと、1位は「たんぱく質」で、86.2%が挙げていた。2位は「食物繊維」で64.4%、3位が「ミネラル」の60.3%となっている。
以下、4位に「ビタミン」、5位「アミノ酸」、6位「乳酸菌」、7位「脂質」、8位「ビフィズス菌」、9位「糖質」、10位「ポリフェノール」などと続いた。

求める情報は「低栄養対策」がトップ
シニアが必要な栄養素を摂取するために、できる工夫にはどのようなものがあるか上位3つまでの回答で尋ねると、1位は「摂取しやすくなるように調理を工夫する」の51.7%となった。
2位には「家族や仲間との共食の機会を多くつくる」が50.0%で入り、3位に「食生活を見直す機会をつくる」の35.6%がランクインした。4位は「オーラルフレイル(口腔ケア)の啓蒙」、5位が「食品摂取の多様性10食品群(バランスのとれた食生活)の啓蒙」、6位「配食サービスなどをすすめる」などとなっている。
2位には「家族や仲間との共食の機会を多くつくる」が50.0%で入り、3位に「食生活を見直す機会をつくる」の35.6%がランクインした。4位は「オーラルフレイル(口腔ケア)の啓蒙」、5位が「食品摂取の多様性10食品群(バランスのとれた食生活)の啓蒙」、6位「配食サービスなどをすすめる」などとなっている。

シニアの食と栄養に関し、スキルアップを図るため得たい情報はどのようなものか、こちらも上位3つまでで回答を求めた。すると1位は「低栄養対策」で40.8%が該当した。2位は「栄養素や機能性成分の効果・効能」の39.7%、3位が「食欲低下対策」の27.0%だった。

以下、4位には「フレイル対策」が入り、5位に「献立・レシピ」、6位が「認知症対策」、7位「食品の物価高騰対策」、8位が「オーラルフレイル対策」、9位「栄養補助食品情報」、10位に「調理技術」と「減塩対策」が同率でランクインしている。
(画像はプレスリリースより)
(画像はプレスリリースより)