千葉県八千代市の保育園で発生
千葉県及び同県八千代市は11月2日、八千代市内の市立高津南保育園で給食を食べた園児や職員に食中毒症状が発生したことを発表した。
発表によると、10月25日の11時半頃、八千代市役所子ども保育課から、八千代市内の保育園で感染性胃腸炎の集団発生が確認された旨の通報が、管轄の習志野保健所にあり、調査を開始、すると八千代市立高津南保育園の園児や職員のうち、10月20日の給食を食べた118人中28人が下痢、腹痛、発熱などの症状を呈していたことが判明したという。28人のうち、18人は医療機関を受診していた。
患者の内訳は、園児が5~6歳の男児7人、女児8人、職員は34歳の男性1人、女性が24~60歳の12人だった。医療機関を受診したのは、このうち園児12人、職員6人の計18人で、入院患者はいなかった。なお、現在は患者全員が回復しているという。
発表によると、10月25日の11時半頃、八千代市役所子ども保育課から、八千代市内の保育園で感染性胃腸炎の集団発生が確認された旨の通報が、管轄の習志野保健所にあり、調査を開始、すると八千代市立高津南保育園の園児や職員のうち、10月20日の給食を食べた118人中28人が下痢、腹痛、発熱などの症状を呈していたことが判明したという。28人のうち、18人は医療機関を受診していた。
患者の内訳は、園児が5~6歳の男児7人、女児8人、職員は34歳の男性1人、女性が24~60歳の12人だった。医療機関を受診したのは、このうち園児12人、職員6人の計18人で、入院患者はいなかった。なお、現在は患者全員が回復しているという。
病因物質はカンピロバクター
症状は10月22日の20時頃から現れ始めたとされ、その患者らに共通する食品は、高津南保育園の給食施設が提供した食事に限られていた。
調査を進めたところ、患者の便から食中毒の病因物質であるカンピロバクターが検出され、また患者の発症状況もカンピロバクターによるものと一致していた。
さらに患者を診察した医師から、食中毒患者等届出票が提出されたことから、奈良市の保健所では保育園の給食施設を原因施設とするカンピロバクターの食中毒が発生したと断定した。
原因とされる10月20日の給食で提供された食事は、主に鶏肉のミートローフ、きのこごはん、ほうれんそうのおひたし、味噌汁だった。
習志野保健所では、これを受け、高津南保育園の集団給食施設を、11月2日から11月4日の3日間、使用停止とする行政処分を下した。
同保育園での園児受け入れは続けており、園児らの給食については、近隣の市立保育園または外部からの搬入などで対応するとしている。
八千代市では今後、厨房などの衛生管理の徹底、関係職員の研修などを進め、再発防止とより安全な食事の提供に努めていくとした。
(画像はPixabayより)
調査を進めたところ、患者の便から食中毒の病因物質であるカンピロバクターが検出され、また患者の発症状況もカンピロバクターによるものと一致していた。
さらに患者を診察した医師から、食中毒患者等届出票が提出されたことから、奈良市の保健所では保育園の給食施設を原因施設とするカンピロバクターの食中毒が発生したと断定した。
原因とされる10月20日の給食で提供された食事は、主に鶏肉のミートローフ、きのこごはん、ほうれんそうのおひたし、味噌汁だった。
習志野保健所では、これを受け、高津南保育園の集団給食施設を、11月2日から11月4日の3日間、使用停止とする行政処分を下した。
同保育園での園児受け入れは続けており、園児らの給食については、近隣の市立保育園または外部からの搬入などで対応するとしている。
八千代市では今後、厨房などの衛生管理の徹底、関係職員の研修などを進め、再発防止とより安全な食事の提供に努めていくとした。
(画像はPixabayより)