患者の共通食は模擬店での食事のみ
香川県が、香川短期大学の大学祭で食中毒が発生したことを、10月27日に発表している。
同大学から10月21日と10月22日の大学祭で食事をした学生約20人が、腹痛や下痢といった症状を呈している旨、中讃保健所へ連絡が入った。
同保健所が調査した結果、患者が大学祭の模擬店を利用していたことや、共通食が模擬店での食事(カレーライス)のみであること、食品と患者の便からウエルシュ菌が検出されたことなどが判明。同保健所は同模擬店を原因とする食中毒と断定した。
同大学から10月21日と10月22日の大学祭で食事をした学生約20人が、腹痛や下痢といった症状を呈している旨、中讃保健所へ連絡が入った。
同保健所が調査した結果、患者が大学祭の模擬店を利用していたことや、共通食が模擬店での食事(カレーライス)のみであること、食品と患者の便からウエルシュ菌が検出されたことなどが判明。同保健所は同模擬店を原因とする食中毒と断定した。
原因究明と再発防止について行政指導を実施
香川県環境保健研究センターは、患者などの便26検体と、使用水1検体、調理器具などの拭き取りによる10検体、食品2検体を現在も検査中。患者数は男性4人、女性19人の合計23人に上ったが、医療機関の受診や入院した人はいない。
なお、2日間限りの飲食店営業(臨時営業)の許可であったことから、中讃保健所長は営業者(香川短期大学 学長 加野 芳正氏)に対し、原因究明と再発防止について、書類で行政指導を実施した。
(画像はunsplashより)
なお、2日間限りの飲食店営業(臨時営業)の許可であったことから、中讃保健所長は営業者(香川短期大学 学長 加野 芳正氏)に対し、原因究明と再発防止について、書類で行政指導を実施した。
(画像はunsplashより)