いわくら病院の厨房で調理された給食が原因
京都府京都市が、医療法人 稲門会 いわくら病院(以下、いわくら病院)の厨房で調理された給食が原因の食中毒が発生したと、12月24日に発表している。
12月20日にいわくら病院から「12月18日から12月19日にかけて、入院患者および職員の約40人が下痢やおう吐の症状を呈している」といった旨、京都市保健所に連絡が入った。
同保健所が調査を行った結果、同病院の厨房で調理された給食のみが発症者の共通食だったことが分かった。また、発症者21人と調理従事者5人の便から、ノロウイルスを検出。これらから同保健所は病因物質をノロウイルスとする食中毒と断定した。
12月20日にいわくら病院から「12月18日から12月19日にかけて、入院患者および職員の約40人が下痢やおう吐の症状を呈している」といった旨、京都市保健所に連絡が入った。
同保健所が調査を行った結果、同病院の厨房で調理された給食のみが発症者の共通食だったことが分かった。また、発症者21人と調理従事者5人の便から、ノロウイルスを検出。これらから同保健所は病因物質をノロウイルスとする食中毒と断定した。
12月24日から3日間の業務停止命令を下す
京都市は同病院の厨房を食品衛生法第6条第3号違反とみなし、12月24日から12月26日までの3日間の業務停止命令を下した。
また、京都市保健所は営業者の東住吉マルタマフーズ株式会社に対し、調理室の清掃や消毒の徹底を指導するほか、食中毒予防に関する再教育を実施するとしている。
(画像はunsplashより)
また、京都市保健所は営業者の東住吉マルタマフーズ株式会社に対し、調理室の清掃や消毒の徹底を指導するほか、食中毒予防に関する再教育を実施するとしている。
(画像はunsplashより)