入所者を含めた21人が食中毒の症状に
長野県が、佐久市の社会福祉施設「ケアライフ 礎」で食中毒が発生したことを、4月10日に発表している。
4月5日の午前9時30分ごろに同施設の職員からら「委託事業者が調理した給食を食べた入所者などが、4月4日の夕方からおう吐の症状を呈している」といった旨の連絡が、佐久保健所へ入った。
同保健所が調査を行った結果、同施設で調理・提供された食事を食べた67人中21人が、4月4日の正午ごろから下痢やおう吐などの症状を呈していたことが分かった。
4月5日の午前9時30分ごろに同施設の職員からら「委託事業者が調理した給食を食べた入所者などが、4月4日の夕方からおう吐の症状を呈している」といった旨の連絡が、佐久保健所へ入った。
同保健所が調査を行った結果、同施設で調理・提供された食事を食べた67人中21人が、4月4日の正午ごろから下痢やおう吐などの症状を呈していたことが分かった。
患者や調理従事者の便からノロウイルスを検出
環境保全研究所が行った検査によって、患者や調理従事者の便からノロウイルスが検出され、患者の症状がノロウイルスによる食中毒の症状と一致していることや、患者の共通食が「ケアライフ 礎」で調理・提供された食事であることなどから、佐久保健所が同施設を食中毒の原因施設と断定。
同施設の給食業務委託事業者に対して、4月10日から4月12日までの営業停止命令を下した。
なお、医療機関受診者数は10人で、入院患者数は0人。現在は全ての患者が快方へ向かっていることも明らかにされている。
(画像はunsplashより)
同施設の給食業務委託事業者に対して、4月10日から4月12日までの営業停止命令を下した。
なお、医療機関受診者数は10人で、入院患者数は0人。現在は全ての患者が快方へ向かっていることも明らかにされている。
(画像はunsplashより)