70歳から100歳までの男女31人が発症
愛媛県松山市(以下、松山市)が、高齢者施設で食中毒が発生したことを8月22日に発表している。
8月16日に「数日前から同じ食事をしたグループの複数名に体調不良者が出ている。下痢やおう吐、発熱の症状を呈しており、医師の診察を受け、食中毒の可能性もあると言われた」といった旨、松山市に連絡が入った。
松山市保健所が調査を行った結果、70歳から100歳までの男女31人が発症していることが判明した。
8月16日に「数日前から同じ食事をしたグループの複数名に体調不良者が出ている。下痢やおう吐、発熱の症状を呈しており、医師の診察を受け、食中毒の可能性もあると言われた」といった旨、松山市に連絡が入った。
松山市保健所が調査を行った結果、70歳から100歳までの男女31人が発症していることが判明した。
発症者の便からサルモネラ属菌O9群を検出
松山市保健所は、発症者全員の共通食が松山市若草町にある給食施設「0H4857愛媛」で調理し、提供されたものであることや、医師から届け出があったこと、発症者の便からサルモネラ属菌O9群が検出されたことなどから、同施設から8月14日に調理・提供された食事を原因とする食中毒と断定した。
なお、同施設には8月22日から8月26日まで、食品衛生法に基づき5日間の営業停止処分が下されたほか、文書で食品の衛生的な取り扱いを徹底するよう指導も行われた。
(画像はunsplashより)
なお、同施設には8月22日から8月26日まで、食品衛生法に基づき5日間の営業停止処分が下されたほか、文書で食品の衛生的な取り扱いを徹底するよう指導も行われた。
(画像はunsplashより)