施設の入所者と職員の10人以上が食中毒に
佐賀県が、有限会社さくら苑の経営する有料老人ホームやグループホームにおいて、食中毒が発生していたことを6月7日に発表している。
6月4日の14時50分ごろに同社の職員から、「朝方から施設の入所者と職員合わせて10人以上がおう吐、下痢などの症状を呈している」といった旨の連絡が伊万里保健福祉事務所に入った。
6月4日の14時50分ごろに同社の職員から、「朝方から施設の入所者と職員合わせて10人以上がおう吐、下痢などの症状を呈している」といった旨の連絡が伊万里保健福祉事務所に入った。
提供された食事を原因とするノロウイルス食中毒と断定
伊万里保健福祉事務所が調査を行った結果、「デイサービスセンター・宅老所さくら苑」で入所者7人、「有料老人ホームたちばな」で1人、「グループホーム秋桜館」で3人、「グループホーム桜館」で6人、それぞれの施設の職員合わせて37人中3人が同様の症状を呈していることが分かった。
また、6月7日には「デイサービスセンターさくら苑」で6月2日に調理され、提供した食事を原因とするノロウイルス食中毒と断定。
厨房の清掃及び機器、器具等の洗浄、消毒の徹底を図ることや、ノロウイルスが検出された調理従事者は、十分な健康管理を行うこと、調理従事者の衛生教育を実施することなど、原因施設への指導を行った。
(画像はunsplashより)
また、6月7日には「デイサービスセンターさくら苑」で6月2日に調理され、提供した食事を原因とするノロウイルス食中毒と断定。
厨房の清掃及び機器、器具等の洗浄、消毒の徹底を図ることや、ノロウイルスが検出された調理従事者は、十分な健康管理を行うこと、調理従事者の衛生教育を実施することなど、原因施設への指導を行った。
(画像はunsplashより)