私の施設の場合
私は、老健の栄養士で献立作成をしております。
献立作成は、季節感、食べやすさ、彩り、嗜好などなどたくさん考慮することがありますよね 献立を考え始めた当初は、調理主任に「またこの食材が続いている」「醤油味ばっかりだよ」等々、指摘をされてきましたが、そのおかげで今では指摘されてきたことも注意しながら、考えれるようになりました。また、指摘されてもどうしても自分の中で、納得のいかないことは、入所者様の意見を聞いた上で考えるようにしました。
私の施設では、芋や南瓜は好まれており、週一回はじゃが芋、さつま芋、里芋、南瓜のメニューを取り入れています。季節感を考えると、時期が違いますが味付けや調理方法を変えたりと工夫をしています。また、普段冷凍野菜を使用しているものも、旬のものは生野菜を取り入れたりしながら、季節感の配慮を考えています。また、見た目は食欲につながるので、彩りにも気をつけています。
私の施設には、管理栄養士の子がいるので、献立が完成したときに、食材や味付けが重なっていないかなど、必ず確認してもらっています。
昼食時に、入所者様の食べる様子を見に行ったり、ケアスタッフに状況を聞いたりしながら、喜ばれる食事を目指して、日々考えています。
自分の中では、絶対好評だと思ったメニューが人気がないことも度々ありますが、味付けがだめだったのか、硬くて食べられなかったのか、などなど色んな角度から考えてみるようにしています。
お二人で、どんな食事提供をしていこうと考えているのか話合えるといいですよね・・・
話合うのが厳しい状況にあるのかもしれませんが、直接入所者様のお話を聞くと、気づけるのではないでしょうか?
2009/07/16