老健の栄養ケアですが・・・NO2
>3ヶ月に一度の見直しとありますが、全員分を一気に見直しするのですか?
私の施設では、体重測定は毎月決まった日を定めて一日に全員行っていました。低リスクは3ヶ月、中リスクは1ヶ月、高リスクは2週間毎にモニタリングする必要があるので、一度にまとめて50人行うのは難しいかもしれませんね。
施設によって異なると思いますし、他の業務との兼ね合いを見てやりやすいようにされるのが良いと思います。
私はカレンダーにその日に見直しを行う方を記入して毎日数名づつ見直していました。実際は、業務が忙しい時などは数日づれることは多々ありましたけど・・・
加算がもらえるのは、家族の方からサインを頂けた日からです。
5.栄養ケアマネジメントを行って、他の仕事に影響は出ませんか?
モニタリングや見直しで入居の方のところへ行く回数が増え、数値の記入や入力に時間をさかれるため、仕事内容的には以前より増えてたことはたしかです。
ただ、個別に栄養状態を把握することで、入居の方との信頼関係が出来たり、何よりも他のスタッフからの見る目が変ったようにと感じます。栄養士といえば、食事を作る人というイメージから、食事や栄養のことは栄養士に相談という雰囲気になり、食事形態を少し変えるだけでも確認の連絡が来るようになりました。専門職としてのやりがいはありますよ!!
はじめは手探り状態だと思いますが、この栄養ケアが必要性をしっかりと他のスタッフの方も説明すれば、理解して協力してくださると思います。
私が以前行っていた内容を長々と書かせて頂きましたが、対象者が異なるため、細かいところは違うと思いますので、おおまかな流れと思ってみていただけるとうれしいです。
詳細は厚生労働省のホームページや、栄養士会の症例検討会や、計画書の書き方の書籍なども販売されていますので参考にされてみてください。
給食業務に加えて仕事量が増えるため、慣れるまではなかなか大変かと思いますが、がんばってください。
2010/11/22