偉そうな言い方になってたらすみません。
私もユニット型の特養で管理栄養士をしています。
まず、栄養ケアマネジメントは何のためにやっていますか?
加算の為?
やれと言われたから?
そこを考えて見てください。
ユニットケアは施設に入居する前の暮らしの継続。というのが基本的な考えです。
ご飯の量の把握、好き嫌い、その人の生活リズム。1日2食の生活なのか、3食召し上がっているのか、人それぞれです。
栄養ケアを行うから絶対この量を食べなきゃいけない、3食食べなきゃいけないという考えはユニットケアとしては間違っています。
必要エネルギー量が決まっていて、1600kcal取らなきゃいけないと決まりがあり、それも守る必要はあります。
だけど、1番重視しなければいけないのは入居者様の生活です。
ユニット型の施設栄養士に求められている事は今の入居者様の現在の生活、身体状態を維持するために、支援していく事。
痩せている人はBMIを見て、増加させることももちろん大切ですが、長年痩せている人がいきなり太るのは至難な事。家族から聞き取りを行い、元々痩せていたのか、ここにきて痩せてきてしまったのか、アセスメントをして、元々痩せているのであれば今の状態がベストな可能性もあります。そうであれば今の体重が維持できていればそれでいいんです。
それがその人の必要なエネルギー量なので。
ただ、食べたいだけ食べたことによって体重が増加してしまった、減少してしまった時には栄養士の専門性を生かして提案してしましょう!
その人が太ってしまったからご飯を減らして下さいではなく、ご飯が好きなのであればご飯は好きなだけ食べてもらいましょう。その時にこれ以上太ると心臓や膝に負担がかかるからというリスクも説明します。
入居者様のニーズがご飯をたくさん食べたいであればそこは叶え、代わりに完食は低栄養のものにしてもらったり飲み物を低カロリーの物に替えたり。カロリーや栄養の事を分かっているのは栄養士だけです。駄目やこうしなきゃという概念に囚われず、その人のニーズに合わせて栄養士としての知識をフル活用して提案してみてください!
そうすれば必然的に栄養ケアのプランは作成出来ると思います!
私はユニット型の施設こそ栄養士としての仕事はやりがいがあると思います!
栄養ケアも形式でやるのではなく、入居者様のための食事の面のケアプランになると思うので。
私は直営の施設なので、献立作成、発注、厨房業務、担当者会議の参加、各種委員会活動、栄養ケア、全て1人で行っています。
行ける時は必ず食事介助にも行きます。
そこで介護職員さんとコミュニケーションをとり、入居者様の現状を教えてもらっています。
行き続けていると、介護士さんから〇〇さんが太ってきちゃったんだけど、とか相談してくれます。そこで、24時間シートを確認して、ニーズや生活習慣を確認して、コーヒーの砂糖をパルスイートにしてみようと提案したり、おやつの準備をしてもらう担当者には1つ何キロカロリー以内のものを用意してーと言ったりしています!
決してこれは駄目とは言わず、アドバイスをしています。それでも体重の増加が止まらない時はご飯と間食とどちらがその人のニーズにあっているか確認し、ご飯を減らすまたは間食禁にするとかしたりしています。
文章がまとまらず、長文になりすみません。
私は従来型の施設も経験ありますがユニット型の施設の方が栄養ケアもやってて楽しいですよ♪
めげすに頑張って下さい!
2017/02/28