委託先でクックチル、真空調理をしている施設に1年ほどいました。朝ご飯はクックチルで料理したもの、その他はサーブで提供。土日祝日は三食すべてクックチルと真空調理のものをだしてました。その施設は有料老人ホームでお金もありクックチルシステムにかなり投資してありましたが、一から機械を揃えるのは結構資金がいると思います。温度管理や衛生管理もきちんとしなくてはいけないし、平日に土日のものをサーブと平行しつつ作って詰めて真空にするので忙しいです。けど、そのかわりに土日と朝食は再加熱のみで提供でき、楽ではあります。次の日の朝食を前の夜に配送するシステムでした。 お務めの場所の規模によりますが食数が少ないならあまり効率はよくないかもしれません。そのホームは500食提供でした。しかし、委託先が変更になりあれだけ投資したクックチルシステムを辞めてしまったそうです。また、従業員の教育も大変です、せっかくいい機械を買って使いこなせないとなるともったいないです。(病院で委託変えるときにクックチルにはりきってしたものの、結局使いこなせずに宅配の業者を頼むことになり無駄遣いだったというところもありました)。周りがいうのは簡単ですが実際やるのは厨房でできなくて攻められるのは栄養士さんですからメリットデメリット考えつつ、検討されてください。
2012/09/25