食にある意味こだわりを持っている人の考えを変えるのは、簡単なことではないと思います。
私の父や兄も偏食気味で、父は糖尿病で、兄も胃やすい臓など体に不調が出ていたりするのに、体に良い食生活をする気は全くありません。
二人とも頑固で「嫌いな物や苦手な物を我慢してまで長生きしたくない」という考えです。
私は嫁いで今実家にいないので、何にもできません。
すごく心配になったりしますが、実家にいるときにあれこれ努力してみたこともあったけど毎日私が台所に立って家事をするのは無理だったし、あきらめてしまいました。
私が食生活を変えられる相手はだんなだけだと思います。
社員食堂で食べている昼食を除けば、私が全部作っているからです。
恋人同士という関係から夫婦になれば、あなたが彼をコントロールすることはある程度可能になってくると思いますが、まだ彼氏彼女という関係であれこれとあなたが世話を焼きすぎると二人の関係がぎくしゃくするような気がします。
彼は自分の考えをしっかり持っているタイプだし、余計にあれこれ言われるのはストレスになってしまうのではないでしょうか?
私は食事をおいしそうに食べてくれるだんなが好きで結婚しました。
他にも好きなところはありますが、何気に食事の時の雰囲気が居心地の良さにつながったような気もします。
結婚すれば食事というのは毎日ついて回ります。
食事の基準が「痩せる」「太る」ということが基準になっている彼とこれからもずっと一緒に暮らしていけますか?
それでもあなたが彼とずっと一緒に居たいと思うなら、今はあまり何もしない方がいいと思います。
見守るくらいで。
もし倒れてしまうようなことがあっても、それは彼が食生活について見直すきっかけになるかもしれません。
今は食事を一緒に食べるときにあなたが楽しそうにおいしそうに食べるようにするとか、(彼からしたら)いっぱい食べているのにスタイルをきれいに保つとか、そういう間接的なやり方で様子を見てはどうでしょうか?
自分の大切な人が食べることに嫌悪感を持ってしまうっていうのは、食の大切さを知っている私たちからしたら寂しいですよね。
人の食生活を変えるのは簡単なことではないので(それが親しい立場の人でも)、自分を責めずにゆっくりと彼を見守ってあげて下さい。
2013/07/13