特養で働いています。精神薬で食事や水分摂取に影響が出るのはよくあることです。摂食嚥下機能が低下して、常食から一気にミキサー食になってしまった方もいました。記載を見ている限りでは精神薬を飲んで集団生活が送れるようにどうしても必要だったのかと思います。容易に精神薬は選択しないように当施設でもしています。
水分に関してですが、飲め飲め言われれば言われるほど飲みたくなくなる方もいます。お話を見ている中で
①ゼリーを入れている容器を変える
→以外に周りのパッケージを見ているので、3連ゼリーの容器やパフェちっくな器に入れて提供すると喜んで召し上がっていただけることがありました。
②摂取する場所を変える
→天気が良い日に庭など外に散歩に出て、休憩の時に水分を提供。気分も変わって飲める方もいます。
③水分を凍らせてアイスやかき氷にする
→ポカリなどを凍らせてアイスにしたり、かき氷にするとまた変わっていいですよ。ちなみにエプリッチドリンクを凍らせるとシャービックみたいで喜ばれました。
ずっと部屋やリビングにいると喉の渇きもわかりにくいかなと…。これでも飲まない方は飲まないです。1日1Lって意外に高齢者に関わらず年齢問わず飲んでいない人の方が多いです。飲んでいる量も大事ですが、1Lのんでも体にとって足りていない方もいます。尿や便の性状、唾液の量、肌ツヤなど利用者様の状態を見てみたらどうでしょうか?
2020/07/02