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管理栄養士を要請する大学から同大学院に進んだ者です。 まず大学院に行くメリットとしては、研究職への道が開けるということです。というか、研究職につくためには最低でも修士(大学院2年程度)以上の学歴は必須です。 下のサイトでは研究職の公募情報が掲載されています。 https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekTop 試しに「管理栄養士」とでも検索してみてください。管理栄養士養成校の公募が表示されると思います。募集要項を見ていただくとわかりますが、ほとんどの大学が修士以上の学歴を応募条件としています。ですから、研究職につきたいと思っていらっしゃるのならば、大学院への進学は必須です。 次に大学院に進学する際のデメリットを説明します。それは就職先の幅が狭まるかも?ということです。例えば、大卒ならば、大学では栄養学を学んだけれど一般事務として就職したいという要望は吸収されるでしょう。換言すれば大卒では大学の専門とは関係のないところでも就職しやすい、ということです。 しかし、院卒ともなるとそれはなかなか難しいのが現状だと思います。良くも悪くも大学院での専門に縛られることになりますので、就職先としては大学や企業での研究職、規模の大きな病院での病院栄養士、その他栄養教諭や保健所栄養士などの公務員が主となります。 もし大学院に進学して、それからやりたいことを色々と考えようと考えていらっしゃるのならば、選択の幅は深くなるが、逆に狭くもなるということは頭の片隅に置いておいた方がいいかもしれません。 その他、以下では質問事項にお答えしたいと思います。 >いつ頃までに院に進む事を決めれば良いの? 早ければ早いほど良いでしょう。大学院の入試として、英語試験や研究計画書に基づいた面接などがあるところがほとんどです。ですから、その対策をたてなければなりません。 入試は夏頃にあるのが普通だと思いますので、3年生の冬休み、遅くとも4年生に進学した時点から勉強し始めるのが良いと思います。 >入試の内容は? 大学によって異なりますので、希望する大学が決まった時点で資料や過去問を請求して対策を立てましょう。 一般的には、英語試験や研究計画書に基づいた面接があるところが多いでしょう。 英語の試験は栄養や医学に関する学術書や専門書の文章を和訳したり、英語で書いてあることを説明したりといった内容が多いと思います。 面接では、大学院でどのような研究がしたいかなどを研究計画書を元に質問されると思います。 >院を卒業して就職先は? 就職先としては大学や企業での研究職、規模の大きな病院での病院栄養士、その他栄養教諭や保健所栄養士などの公務員が主となると思います。 研究室の教授のコネクションや研究内容に大きく左右されることになると思います。 >お金の工面は? 大学院生を対象とした奨学金があります。進学する大学に問い合わせると良いでしょう。 アルバイトは本人や所属する研究室の裁量によります。特に、研究室によるところが大きいでしょう。 最後にアドバイスです。自分探しの一環として大学院に進学する、というのもありだと個人的には思います。最近では大学院の数が増え、多少なりとも入りやすくなっていますので、目標設定が中途半端(研究に熱心でない)であっても入学するのは難しくないでしょう。大学院は2年ありますので(実際には就活などを始めるのが2学年に進学した直後になるかもしれませんが)、自分を見つめ直すのには十分な時間だと思います。 しかしその一方で若い時の2年間という貴重な時間と、安くはない学費を投資するわけですから、それなりに得るものがなくては勿体ないです。進学するのであれば、きちんとした目標(大学の教員になる等)を持って、2年間はそれに邁進してほしいと思います。

2016/08/29

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プロフィール

stadio

  • [性別] 男性
  • [保有資格] 管理栄養士
  • [上記以外の資格]
  • [都道府県] 徳島県
  • [現在の職場] その他
  • [過去経験のある職場]
  • [実務経験年数] 未経験
  • [自己紹介]