こんにちは。
現役で学校栄養士をしており、小学校の経験もあるので回答させていただきます。
基本的な仕事内容は質問者様が書かれている通りです。学校の一職員になるので、職員会議への出席や、入学式卒業式など行事の簡単な手伝いに駆り出されることもあります。また、学校によって頻度はまちまちですが、食育指導やサブ教員として45分間の授業をすることもあります。
私の自治体では、残業は繁忙期の3.4月に月10時間程度ありますが、他の時期はわりと余裕があり年休や時間休を取得できています。春夏冬の長期休みは自由に休みが取れますし、ライフワークバランスが取りやすい環境だと思います。
多くの方が子育てをしながら働いていて、子供の体調不良等で当日欠勤もままありますが、事前にしっかり献立や発注等の準備をして、体制を整えておけば、給食を作るのは調理員なので問題なく回ります。コロナ禍以降さらに、栄養士がいなくても事故を起こさない環境を事前に作ることが大切だとされています。
一人職なので、近隣校の栄養士との横の繋がりは大切です。月1の会議や電話、メールで相談しあっています。ただ、学校によって食数や調理場の古い新しい、設備、児童の実態や家庭環境が全く異なるので、最終的には学校判断や学校の実態に合わせて、という結論になります。なので、情報を集めつつ、どう運びたいか考え、管理職や教職員に状況を伝え、栄養士の立場から出来ること、出来ないこと、やりたいことなどを主体的に発信していく必要があります。たった1人の給食担当者なので、受け身ではいられない仕事です。
ただ、市の方が残業はあると仰っているなら、私の自治体にはない業務があるのだと思います。
覚えることは多いですし、学校という独自の文化やルールがある職場に1人で放り込まれて最初は大変だと思います。学校給食の衛生管理基準は他と異なり、経験を積んでも学校給食でしか活かせない、という側面もあります。
また、産休代替とのことで、おそらく非正規公務員にあたると思います。この仕事は長く続けてこそ、経験や苦労が報われる場面がでてくる仕事だと思います。お試しで入ってみて、自分に合えばいいですが、短期で離職となるとただ大変なだけで割に合わないような気もしますし、続けたいとなれば非正規は正規に比べて待遇面で劣るのに、仕事内容はほぼ同じというデメリットもあります。
質問者様が納得できる就職先に出会えるよう、少しでも役立てれば幸いです。寒暖差が激しいので、ご自愛ください。失礼いたしました。
2024/10/12