こんにちは。
現在特別支援学校で勤務しております。
一言に偏食といっても、見た目で食べなかったり、調理方法・味付けにより食べなかったり、食経験の少なさ故に食べなかったり、単に「嫌い」だから食べなかったり…と理由は様々です。
普通級の食育指導もあり、お忙しいとは思いますが、まずは給食時間に是非支援級に足を運んでみてください。NO.3の方がおっしゃられているように、足を運ぶことで、なぜ食べないのかが見えてくるかと思います(例えば、形の残っている野菜は食べなくても、みじん切りで姿が分かりにくい野菜だと食べる…⇒見た目で判断していることが分かりますよね)。また、担任の先生がどのように支援を行っているかも分かると思います。給食時間に担任以外の人が来て、励ましてもらうだけで、1口頑張って食べてみようという姿勢が見られる場合もあります(食べた時は褒めてあげてください。自信につながります^^)。
家庭についてはNo.7の方がおっしゃられているように、
子どもが食べてくれない
↓
子どもが食べるものを出そう
↓
(子どもが食べてくれる)
↓
子どもが食べるものを出す・・・・
という連鎖になって「偏食でもよし」とせざるを得ない状況があるケースもあります。子どもが食べないことを分かっていて作り続けるのには、根気がいるし、家庭環境によっては難しい場合もあります。
でも給食ではそうは言っていられません。
まずは給食で苦手なものを少しずつでいいから、チャレンジできるような指導を担任の先生と行っていけるとよいかと思います。そして、少しでも食べることができなたら、連絡帳などで家庭へお知らせしてもらえると、「家でも作ってみよう」となる場合があります。
偏食の改善は、すぐに食べられるように子どももいれば、長い時間かかる子どももいます。
長い目で見ていけると良いですね!
2015/06/21