こんにちは。私も学卒から29年、委託会社で働く管理栄養士です。
直営の経験はありませんので、意見が偏ってしまったら申し訳ありませんが、私は入社から2年間事業所で管理栄養士にも拘らず献立作成もさせてもらえず、調理見習いというような立場でした。その時にはもうやめようかなー?とか、管理栄養士なのになぜ調理師のおじさんに偉そうに使われなければだめなんだろう・・・と、不満ばかりでした。2年が終わった頃に、「そろそろ献立を立ててみるか?」と言われ、待っていましたとばかりに、自信満々に作成しましたが(社員食堂)、厨房機器や調理工程が全く考えられていない自己満足満点のメニューでした。しかし、その時の調理師の上司は1週間、とりあえずその献立でしてくださり、ここのメニューがこうなっていれば調理工程が良かったとか、この食材がこうならもっとお客様から見て選ぶ幅があったとか、現場で反省点を毎日丁寧に教えてくれました。そうこうして1年がたった頃、近くに新しい事業所がオープンし、献立作成を任されました。お陰様で軌道に乗り、その後は本社で献立作成の部門に異動。献立作成のノウハウを後輩に教えながら、特定保健指導課を立ち上げ、日本栄養士会認定の『特定保健指導担当管理栄養士』を取得し、栄養指導に明け暮れていました。すると、高齢者への指導の際、簡単な運動(膝に負担が少ないとか、腰を痛めないようにとか・・・)の声を聴くようになり、会社に掛け合って『健康運動指導士』の資格を取得させていただき、そうこうしていると、プロのアスリートに食事を提供する仕事が来て、『スポーツ栄養士』を取得・・・。というように、みなさんが書かれてる通り自分の仕事が充実してくると必然的に必要な資格が見えてくると思います。もちろん、私も若い頃に食生活アドバイザー2級や生活習慣病指導士、介護食アドバイザー、幼児食アドバイザー、など片っ端から取った時期もありましたが、私の社会人人生にはどれも役には立っていません(資格としてはという意味です)
イカ耳さんも、今は大変かもしれませんが、調理ができるというのは本当に一生の財産ですし、貴重な経験をしていると思いますので、自分に与えられた仕事をまずは精一杯して、その会社で自分が学ぶことはもうないと思えば転職を考えてはいかがでしょう?
厳しい良い方かもしれませんが、転職ありきで働いている方は上司から見ればすぐにわかるものですよ。
でも、頑張ってくださいね♪応援しています。
2025/05/09